2017年11月25日土曜日

南国土佐に訪れています。


南国土佐に訪れています。

 

7会限りの調査士会の交流の場を輪番で開催してきたところ、問題点は、共通項あり。

 

各都道府県毎の事情あり。折角の問題抽出は50会で共有する方向に展開すべきではないのか、私見をなげかけさせていただきます。

 

土地家屋調査士制度を末永く存続して夢を持ち、新人会員となって、この世界へ挑戦してくる皆を迎えるには、連合会、各単位会間で、もっとスピーディに分析し、不要な事業は中止し、やるべきことを、絞って推進していかなければいけません。

 

バブル崩壊後の比業界全体の総報酬ダウンしてきた傾向を商業レベルで分析し、国民、市民から何を求められているのか、ユーザー目線に今一度立って、この業界の仕事の重芯を考え直すように少なくとも愛知会役員は立ちあがらないといけない。

 

全国には若手勉強会も多々ありますが、そろそそ業務指向の改革を本音で語りあいたいものです。

 

~存続させたいのであれば・・・・・

2017年11月24日金曜日

広大地 相続税節税

 
  土地家屋調査士事務所にこのような依頼があった場合、ご留意を。

 12月末までに資産家の生前贈与の為、現地の確認依頼をいただいた場合、最低限、この制度を識っておくことです。

 

 従来の「広大地の評価」廃止、2018年1月から評価方法が変わります。そして改正前評価で済む2017年「駆け込み贈与」の為に対象地が現況実測をしたらどうか?又、開発したとすると、どのような減歩となるか。これは行政書士との業際案件ですが、問い合わせはあると思います。

 「広大地の評価」では、開発行為による開発道路等の潰れ地部分として最大65%評価減でした。だから開発基準(三大都市圏500㎡)未満でも、ミニ開発にかかり、潰れ地なら広大地評価減。逆に500㎡以上でもマンション適地なら開発道路不要で非広大地。

 これまでにも、この判断が何とも微妙で、納税者と税務署との揉め事が多数。

改正後は開発と関係なく、面積だけで判断し、極めて単純です。ミニ開発にかかっても面積以下なら評価減×、マンション用地でも500㎡以上なら評価減ありとなります。

 

 年内、無理矢理贈与の動きに、ひっぱりまわされないよう、勉強してください。

2017年11月22日水曜日

タウンミーティング一巡


 

熱田支部のみなさんとは、もう一回、お話したいですね。

 

9月末に熱田スタート。10月11月と、11支部の各支部に設営いただいた会場をまわらせていただき、本日、名古屋北支部会場で一巡することが出来ました。

今回お世話いただいた関係役員のみなさん。ありがとうございました。

 

 早々に、その場のアンケートの結果を会員限定のHPに公開させていただきます。要旨につきましては、各々のご意見についても出来るだけアップいたします。

 私からの支出削減について、いわゆる事業仕分けのひとつのモデルを、会務通信12月号・268号に掲載いたしました。近々Web版をアップ。紙媒体は12月初旬となります。

又、愛知会の抱える財源確保が為に会費値上げ方法を、会長直樹案としてご説明させていただきましたが、会員間の応能・応益に注目した、やや累進賦課の手法について、反対意見の多かったことを把握いたしました。

 

 愛知会会員間で、平等と公平について、来年5月の総会までまだまだ意見交換を続けていただければ幸いです。私なりの原案を11月末には、正式スタートいたします。

 

 当会会員ではない、ブログ閲覧いただくみな様には直接関係のない話ですが、財政再建を私共の組織でも考える時、今、日本が直面している消費税の軽減税率といった減免措置は、それなりに配慮すべきものと思います。

 

マスコミでは、格差社会という言葉を用いる事があります。個々の土地家屋調査士事務所の報酬総額に対する満足度合というものを、今回の対話を重ねるごとに、様々なのだと確認いたしました。

一人調査士という言葉があります。格差社会とは無縁の方もおみえです。測量作業を行なう時のみ、他の会員又はアルバイト臨時職員に手伝ってもらい、年間1000万円の売上げがなくとも、それなりにご依頼者、地権者のみなさんに仕事を納めさせていただき、感謝される。十分に幸せな、お客様とのWinWin関係がそこにはあります。

 

色々な土地家屋調査士像があります。

県下1100事務所が、土地建物所有者等のみなさんより、測量、又は登記に関するご依頼を心よりお待ち申しあげています。

2017年11月13日月曜日

新人業務研修会を終えて

11月11日、12日。

愛知会の直近1年余の新人22名を西区浅間町の会館に迎え、秋晴れのもと、最寄りの幅下公園に於いては、地主役の役員相手に立会体験等、受講していただきました。

先週8日は、土地家屋調査士試験の合格者発表があり、今回403名中、81名もの名古屋会場で中部6県の合格者が輩出されたようです。8%相当の難関の門を通り抜けたみなさん、おめでとう。

そしてこの内、半数(42名!)が愛知会新人となって、来年の研修会を受講されるのであれば、もっと広い公園借用を検討することにしましょうか。

 嬉しい役員の悲鳴が聞こえます。

 

 研修会では、野口規さんから適正な業務と正当な報酬、古垰滿君から基準点測量の必要性、服部修司副会長から数値資料のある地域の土地境界について、江口滋さんから数値資料のない地域の土地境界について、をはじめ、熱い先輩役員からの講義に熱心に聴きいっていただけた事を、ご報告。

 愛知会独自の新人立会研修では、厄介な地主の登場に対応してみて、31才~68才の様々な新規登録会員達も、新鮮な2日間が体験できたことでしょう。


2017年11月7日火曜日

温故知新 昭和26年

平成29年10月24日、名誉会員加藤幹男先生がお亡くなりになられました。享年95歳。大正12年のお生まれでした。
 現在は西支部にて、かつての事務所を、ご子息が調・司合同事務所を営んでおられます。平成の初め。愛知会は、450名の会員の集まっていた本局支部を3分割。岡崎と豊田を支部2分割するという施策をとり、この時、ラスト支部長として、東・北・西支部に分割する、いわば混乱をぐいぐいととりまとめていただいたのが加藤幹さん(失礼ながら、当時より幹さんと呼称させていただいていました。)でした。酒席に移るやいなや、当時より両手をパンパンと叩きまくり「俺について来い!」と一喝し、多くの不平や不満を見事におさえられた笑顔が忘れられません。
 
 愛知会は、かつての大先輩、成澤千勝元会長、その先代の三原荘一元会長も、名誉会員でした。成澤先生はまだ、ご家族の元でご健在とうかがっています。松坂輝男先生も、私直樹の地元中区の大先輩、株式会社オオバ役員もなされていた名誉会員でした。
 
 先輩方に開墾していただいた圃場で、私共は禄を食んでいます。これからは、自ら耕していかなければならない。
 それが、表示登記申請頼みではない土地家屋調査士業務領域の外に出よという、私なりの3条業務外を考えること。
 
 事務局整理の際、佐々木事務局長に、興味深い昭和26年当時の広報誌を見つけていただきました。
 会員Kはどなたでしょう?御存知の方、ご教示ください。66年前の記事です


2017年11月2日木曜日

タウンミーティングにて、そして更なる情報公開


 しばらく、シャープペンが停まっていました。

 私、直樹は、このブログも含め、原稿は全て手書き・アナログ派です。口頭にて、直接対話する方が言いたいこと、伝えさせていただきたいことを理解していただけると思っています。

 本日現在。愛知会11支部中4ヶ所をまわらせていただき、主に本会の財務状況と、会費をどのような形で負担していただくのが公平なのか。

 対話を続けています。

 無論、支出と収入の両面から財政は考えなければなりません。

 

 愛知会の広報誌・会務通信は、現在愛知会会員のみ読むことが出来ます。このブログをお読みいただける同じ環境にはありません。近々、パスワードをはさむことなく、一般公開する指示を関係部署にいたしました。

 機関決定を経た上で、広く、私達の活動を公開していこうと考えています。

内部広報誌に絞って、永年発行してきた経緯は熟知しています。ひとつの転換を会長指示にて行なっていきます。

ひとつは、内部の財政のことを1100名余の輪の中でケンケンガクガク模索中である現状が一般公開できなかった原因でしょう。

 私共土地家屋調査士会は、公器です。

 自分達の資格者職能組織である前に、国民、市民のみなさんの為に法がたちあげた団体です。

内部機関誌故に、直近の号にて本会役員の執筆記事の中、公益社団法人愛知県公共嘱託登記土地家屋調査士協会のみなさんに対して、失礼な表現となる不十分な校閲を行なってしまいました。

 会長の私は謝罪をさせていただきます。この場をもって、協会社員のみなさんに深くお詫び申しあげます。(正式謝罪は、次号をもって出稿いたします。)

 

私は、この組織の中で対話を重ねていきます。国民、市民のみなさんに自身をもって情報公開できるよう、努めていきます。