2019年9月17日火曜日

9月第2稿

 9月3日には宮城県仙台市。宮城県土地家屋調査士会会館にて、被災3県、岩手、宮城、福島の3県役員さん方との事前打合せの後、3会管轄法務局担当登記官と本省民事二課の責任者様2名の計8名。総勢21名の会合のリード役を、腫れた喉を駆使して務めます。
 東日本大震災の復興を期してこの6年間、2次にわたって行われてきた復興型14条地図作成業務は、令和3年から少々難しい状況となっていくようです。
 民事局のみなさんは、法務省の出来る支援に、本当に一生懸命になっていただいています。内陸部の宅地造成、避難されていた沿岸部の住民の方々の永久移住も進み、防潮堤工事の内側には住宅用以外の産業立地としての宅盤整備という大義名分もあります。まだまだ仮設住宅に暮らされている方々も多い中、国としては、ハードな復興はこのあたりとして、今後は心のケアへ重心を、という新聞記事のような言い廻しでは、福島の原発避難地域の住民のみなさんに合わせる顔がありません。
 福島会の役員のみなさんに、更なる津波被害、原発関係地域の14条作成適地はないでしょうか、とお尋ねする立場のツラさ。
 民事局のみなさんの懸命な心配りと、今一度、それでも財務省等とかけあっていただける事を信じ、仙台を翌朝出て、東京水道橋へ、4日5日は正副会長会議と新体制2回目の理事会です。既に調査・測量実施要領のことは、愛知会のみなさんには大方全容をお伝えしてありますが、理事会では調査士法改正による施行令の改正や、連合会会則や各単位会のモデル会則の改正案についても、来年の春に全て合わせていく必要があり、協議内容は多岐にわたります。
 今回の連合会選挙の選挙活動の在り方や、副会長、理事の指名方法等の役員選任規則の改良も、次年度総会で決しておかなければ、宿題が片付きません。

 少々飛ばして9月11日、12日は連合会の常任理事会。調測要領しかり。私直樹が気になるのは、調測要領が平成17年2月1日以来14年間メンテナンス停滞しているのと同様に、法14条地図作成規定が平成23年から8年間改正されてこなかった事の方です。調測要領は、私達が日々、努めて筆界確認をしていればまだこの先もなんとかなります。危険なのは、毎年のように公共測量作業規定、地籍調査作業規定が新しくなっていくのに、毎年、復興型、従来型、大都市型の14条作成作業を法務局と共に、少なくとも多くの全国の調査士が汗を流している、その作業に準拠すべき基準が古いまま。何を根拠として日々作業を行っているのか、答えられますか?恐い。
 更には、認定登記基準点を連合会で登録します。日調連技術センターでチェックしてる?誰が連合会の担当ですか?認定基準点は公共測量には使用出来ません。よって、14条地図作成する際の基準点としても使用は認められません。地籍調査を行う場合には使えますか?使えますが、続いてその地域にて公共測量を行うことになった場合、その地籍調査の成果は、一切2次利用はできません。
 厳しい国交省、国土地理院と、法務省、日調連の大人と幼児のせめぎ合いが続いていきます。

 9月13日の愛知会常任理事会。ホームに戻って、優しい愛知会の仲間とホッとした束の間の時。
白ワインも久々、喉をスルッと通過しました。

 早々不一。

2019年9月9日月曜日

9月第1稿

 8月後半から、連合会行事が重なってきました。
 愛知会の予定とのダブルブッキングに悩みながら、連合会から外洋をみる機会は失う訳にもまいりません。
 
 8月19日、全調政連、全公連の役員さんとの意見交換。正直、愛知会の三位一体とはかなり違う様相です。
 愛知会のご理解ある会員の方々でも、まず全調政連がどのような上納金で構成されているのか。何をしているのか。ご存知ないでしょう。今年は神奈川会の横山一夫氏から千葉の椎名勤氏に会長も交代され、愛知会からは前愛知本会副会長の早川正敏さんが副会長として、国会議員の先生方との折衝役に努めていただいています。
 私見ながら、日調連と全調政連の連携は、かの西本元連合会会長の時点以降、上手くいっていないのでは?
 愛知会の政策要望が、何を絞って、地元の議員の方にお伝えし、有言実行へとつなぐか。傾注している状況の温度は、東京ではいかがなものか?
 これは今後、自分も更に突き詰めてみます。

  全公連には50会中、東京会と岩手会が加盟されていない事は、ご存知ですか?
 愛知公嘱総会(第36回)が9月6日に盛大に開催されましたが、15億弱の受託実績で、依然として全国1位の業績です。勿論、東京会の実績は愛知公嘱の半分。数字だけではなく、全国の協会社員帰属意識には、各会、相当の乖離があります。
 他の批判となっても・・・ここまでとします。

  8月20日、豊田俊郎参議院議員。唯一の土地家屋調査士現役国会議員さんに、来年、令和2年1月23日の第20回あいち境界シンポジウムの基調講演の委嘱願い!伊藤秀樹、小島篤実、三位一体+実行委員長中島健太くん、ヨロシク。
4名は偶然、大塚耕平先生とも会館内で時間を割いていただけました。
 豊田先生は70周年調査士記念講演で全国からも引っ張りだこ。
勿論、あいちシンポ、快諾いただきました。

 8月21日22日、連合会理事会。21日夕方には国交省のガイドライン説明会。
 8月23日、東京、大阪の会長らを愛知会に迎え、三大都市の情報交換会。
 8月27日、全測連との打ち合わせ。
  全国1万5000社の売上総額と16500名、2000億の売上げを下回る私共。
  マンパワーだけではない、抜本的なズレ…。
 8月28日は愛知会のPT3会、午後の理事会、そして夜の部にも参加し~。
 8月29日、7時05分のぞみ→地図対策室、古垰君、初陣です。
 8月30日、研究所。國吉会長ともラストまで話し込み、23時49分名古屋駅帰還。

・・・といった日程消化の過多から・・・
 8月31日、9月1日と、地元で、自らの事務所の仕事をして、孫と愛知牧場で走り回った頃より、喉が停まりました。
  この記述は9月8日夜。8日間中7日を休肝日とするも、依然として声がかすれ、炎症が治っていません。

 が、走り続けます。 大丈夫です。