2021年4月26日月曜日

支部総会終了。それから・・・

 愛知県土地家屋調査士会、全11支部の支部総会が4月23日をもって終了しました。この先、5月28日に金山のグランコートANAホテル、本会総会。6月15日に東京ドームホテル、連合会総会へと続いていきますが、果たして、参集して会合が出来るのか否か、先が見えない状況が続きます。

 4月末から、大阪、兵庫、京都、そして東京で、3度目の緊急事態宣言が発せられ、行楽のGWは消失することとなりましたが、私達の地元・愛知も予断を許さない感染者数が日々発表されています。

 孫と一緒に、混み合うスーパーや最寄りの遊園地に出掛ける際も、近所の小さな公園ですべり台に向かっても、この1年間、マスクを外した子供達であふれています。

 医療関係者、高齢者へのワクチン接種が、じれったいスピードで行われていますが、7月23日金曜日、代々木の新国立競技場に聖火は本当に届くのでしょうか?

 私事ですが、当初6万人収容で開会式が夜8時から11時まで、3時間のセレモニー式次第を楽しみに、夫婦でチケットを確保していますが、メインプロデューサーは既に消えてしまった関係で、どんな催事が展開することになるのか。あまり期待しないで出掛ける予定です。淋しい帰路となるのかも・・・。

 全てコロナ禍の影響です。令和3年度中にV字回復がこの国でスカッと出来れば良いのですが、GotoトラベルやGotoイートを早々に復活も無理でしょう。

 このようなモヤモヤがワクチン接種終了後、あの時は大変だったなぁ、と振り返れるよう願うのみです。

 徳川時代末期のコレラはコロリと言われました。また、天然痘、黒死病、ペスト。数々のパンデミックが歴史上記録されてきました。

 日本の衛生観念はこのコロリ以降進化しました。それまでは加持祈祷に頼み、疫病退散のお札を戸口に貼ったり、太鼓を打ち鳴らしていたそうで、緒方洪庵は「身体と衣服を整列に保つ」

「室内の空気循環を良くする」

「適度な運動と節度のある食生活」を推奨しました。

 

 この原稿を書いていた東京の役員会の合い間、その朝も宿舎から東京会館へと歩いて会議室にたどり着く迄、横断歩道でスレ違う人々の内、1~2人が依然としてマスクをしない大人がいました。新幹線移動中も飲食をし、口を開けて談笑する乗客を見ました。

 しかし、日本は大丈夫だと私は思っています。

 例外的に危険な無施策者がおられても、この国は経済を復活させていきます。医療体制も立ち直っていきます。日本は生きています。

 組織も生きている以上、停まってはいけません。

 オンライン会合をはじめ、疫病に対する観念は人々の生活も仕事様式も変化していきます。

 コロナとの共存。辛抱しましょう。

 

 追記します。

横井利明氏、市長選、残念でした。

13年目のK市長に、期待も希望も託せません。

 残念でした・・・。

2021年4月13日火曜日

まん延防止措置

  この措置が適用された東京にて、4月12日。連合会常任理事会において、令和3年6月15日に日調連総会(於;東京ドームホテル)の開催が、全国からの代議員参集型で行われる事が決定します。

 このところ、大阪の感染者数増が止まりません。

 橋下元知事が、歯科医院の飛沫感染防止策について、コメントされています。

 歯科医院の現場ほどリスクの高い場所はない。歯を削るドリルを使えば患者の唾液は周囲に飛び散る。どんなにおしゃべりな者でも歯科治療の時ほど、周囲に唾液を飛ばす者はいない。

 歯科医、衛生士と患者は至近距離。しかし…現在に至るまで、歯科医院の現場でクラスターが多発したという報道はない。

「我々は常に感染症のリスクを考えている。新型コロナに限らず、どんな感染症を持っているかわからない患者を相手にするので、患者が感染症を患っている事を前提に医院内の環境を整えている。消毒・マスクは当然のこと。特に換気には注意を払っている。」歯科医の多くが言われる。

 これは大いにヒントとなる。対策をしっかり講じていれば、あれだけ飛沫感染リスクの高い歯科医院の治療現場のノウハウを飲食店に持ってくることで、感染拡大は大きく抑えられるのではないか。

 ところが、日本の新型コロナ感染拡大防止策は、いざというとき、飲食店の営業時間制限や休業を柱とし、本質的な防止策に力を入れることを怠ってしまった。簡単に出来る時短や休業を安易に使ってしまい、なかなか大変な本質的な対策を先延ばしにしてきてしまった。

 日本の政治行政は、十分な営業補償をしないまま、飲食店の営業の自由を軽く扱い過ぎてきた。

 仮にコロナ禍を乗り切ったとしても、グローバルな時代、国境を越えて人が活発に移動することに変わりはない。こういう時代にあって、感染症が広がるリスクは常につきまとう。これからの時代は、感染症に強い社会にしていくことが喫緊の課題となる。

(さてさて)

 連合会総会には、法務省関係者の招待はなくなりました。よって、法務大臣表彰の対象となられた某会員には、昨年のN会員と同様、総会参加が見送られることになりました。愛知会の名古屋法務局来賓も同じく見送りとなる旨、通知がされると推測されます。

 アフターコロナ…どのような感染対策による人の集まりとなるのか?耐震基準、防火基準ならぬ感染対策基準なくして生きていけない社会となるのでしょうね。

2021年4月2日金曜日

愛知会のホームページ 刷新

 本会広報部。藏座部長が肝煎りのHP全面チェンジをやってくれました。

 正直、会長の立場で、どう要求するでなく、お任せのリニュアルですから、全容は私にはわかりません。教えてもらってもいません。

 私は、ホームページがどれだけの方とつながっているのかよく識りませんが、本会会員のみなさんと、他会のみなさん。そして、一般の市民各位様・・・ご覧いただいているものと察します。

 自分もかつて、愛知会、そして日本の連合会において、広報活動を努めてきた経験があります。

 そして、内部、業界の中での広報と、外に向けたターゲット広報の2本柱で、予算配分も含め、なんとか国内最低知名度の国家資格の自覚をもって、売りに専念したものです。

 先日も、週刊文春の終活相続記事にて、生前の内に測量士に確定測量を頼みましょう…なる、週刊詩脱稿に訂正広告を求めよ、との会員さんの抗議が連合会に寄せられました。

 コチラが広報で負けているんですヨ。

先に測量士があって、後から土地家屋調査士が測量の専門家らしく少々なってきた…後発軍団なんですから。

 測量士って言われたって良いじゃないですか(笑)

私は、確定測量が、測量士・測量会社で出来る訳のないことを、ずぅっと主張する広報を、開業以来38年。役員になって30年以上、宣言し続けています。土地家屋調査士の専管業務=確定測量+越境測量…。これが、伊藤直樹が単位会、連合会にて役員として全力投球し、発信し続ける、私なりのメインです。

 隣接する地権者の承諾が仕事であって、正しい位置を、これが境界だと押し付けるのが私達の仕事ではない筈。

 自分は、理系に偏る現在の連合会役員間の議論自体を変えなければいけない、これが課題だと思い、現在、連合会の副会長2期目への立候補をしている立場を大切にしています。

 どうなのでしょう。

 愛知会の土地家屋調査士の中で、確定測量と、法務局提出OKの地積測量図作成の条件は、全く違います。

 私は法務局に対して、登記申請を通すだけの93条報告書は、隣地地権者とのトラブルを法的に生じさせることにしかつながらないと確信します。

 初めに戻しましょう。

 愛知会のHP。私は6月以降も出場させていただく準備をしていきます。視読ください。

乞うご期待!