2022年、伊藤直樹ラストの書き込みです。
丁度6ヶ月後に、自分は連合会会長選に挑みます。まだ前年の年末。まだ早すぎるのではと言われた方も、みえました。しかし、この選挙に、全くの在野で、役員職に就いていない私が参戦する以上は、早くも何もありません。
先般、日本中に所信表明を送付いたしました。
丁度6ヶ月間の挑戦となりますが、これは、選挙で選出されるが為のアプローチばかりではなく、何が選挙にて議論しなければならないのだろうか?
この論点整理を行なうが為の仕掛けです。
このままの土地家屋調査士業界の現状でよろしいでしょうか?
先日も書き込みましたが、全ての国内国家資格試験の中で、唯一、受験者の→減り続けている≒会員数が減少している私達です。
何かが上手くいっていないからでしょう。何か、今行なっている施策が、国民のニーズとズレているからでしょう。
この先6ヶ月間。幾度でも、伊藤直樹は訴えましょう。
→→ 私達土地家屋調査士は、納税先の国の指示で、土地・建物の担税能力数値を是正してきました。これは歴史として間違いない、昭和25年からの使命でしたよ。が、今はもう違うのです。
役員のみなさん=代議員のみなさん。各地元の会員さんの実需は民間業務です。大切な公嘱業務の受注量、出来高は、全体の約10%相当。
つまり、大多数の土地家屋調査士業務は、不動産業界と、住宅、建設、マンション業界からの受注によって成り立っている事を基に、その業務処理を、どう実需に対応するのか、ひとつのサービス業、何が私達に求められているのかを追ってはみませんか。
自分は39年間、この民需にどう応え、この業界が伸展出来るかを考えてやってきました。
今回、愛知会では、取り上げ続けてきた、越境処理を初めとする確定測量の定義化。これひとつとっても、全国の同職が弁護士法72条抵触を理由に、全く当たり前の土地家屋調査士専管業務にもかかわらず避け続けてきた事を、私は、改める為にも、リーダーに一度、ならなければならないと決意したのです。
何に、みなさんは怯えているのでしょう。
いや、72条を楯に、人と人との軋轢の中に入る事から逃げたいのではないですか。
土地家屋調査士の真髄は、人と人の心に入り込ませていただいて、境界線を引かせていただいて、平和裡におさめるものと私は思っていましたが、違っていたのでしょうか?
人と人との思いが違うのは当たり前です。これを紛争性ある境界問題などと言う前に、思いの違いの前提として、境界の成り立ち、現状の占有、そして、考えられる筆界らしき位置の示唆。これを、熱を込めて丁寧に説明することで、72条違反疑いなぞ生じる事なく、境界ラインは決められるではありませんか。
全国の会員のみなさん。愛知会のみなさん。
怖がる事なく、越境処理を含む、境界に係る合意書作成と説明図面への調査士名記名。もっと実需に寄り添って仕事することへの自信。安心して挑んでください。
この当たり前に、国民、市民、地権者のみなさんが必要とされている境界線に係る折衝みたいな。斡旋みたいな。調停みたいな。和解交渉みたいな事を、私達はあたり前に行なっていけるという保全を、私、伊藤直樹が連合会に挑み、そしてリーダーとして確立して、そして、業務量、報酬上昇を確保してみせる。これが今回の伊藤直樹の立候補に係る、偽りなき初心です。
よろしくお願いします。
こんなやりとりをさせていただきましたが、連合会には勿論、さまざまな、やらなければならない仕事のある事は、連合会理事4年、副会長2年。愛知会理事6年、副会長6年、会長4年の役員歴にて、十分にわかっています。
今回の選挙挑戦は、自分ではなく、土地家屋調査士命の挑戦です。
このままで、連合会の在り方は生ぬるいと思った以上、批判も受ける事、覚悟の上で、立候補する事と決意しました。
少々口説いですが、令和4年12月末、伊藤直樹の本意です。