2024年9月12日木曜日

花宮講師、立候補宣言?!

 花宮講師、ご苦労様でした。杉山講師も基準点話、ありがとうございました。

 紀要、江口所長もお元気で何よりです。

 越境確認書作成。更には越境解消の為の工事監修、分筆して贈与登記、又は売買による双方境界ラインの変更等々。花宮講師が言われる通り、時効も含めて、土地家屋調査士と弁護士は、業際問題にはならなくとも、結果としてせめぎ合う事になるでしょう。

 日調連に希望をされるという除外事由として、土地家屋調査士が越境に関して、隣人との一定の和解、あっせん、調停に近い折衝行為を、弁護士法第72条の別段の定めとする、土地家屋調査士法の改正を目論む事は、令和6年、連合会定時総会資料を見渡しても、現執行部において、1mmたりとも対象となっていません。

 不肖、私は、昨年の6月に連合会会長選挙に会長立候補者として、この事について、愛知会会長、連合会副会長の立場から、機会こそ与えられることはなかなかありませんでしたが、発言し続けてみました。

 花宮講師も還暦越え?でしたっけ。標記の立候補は無いようですね。

 この先、土地家屋調査士の効能を生かし、都会に常態化する越境の対応に関して、積極的に対処する途を開く若い後進の会員、役員は、1060人中にいたら、手を上げてください!

 私も67歳。石破さん、岸田さんと同じ昭和32年生まれですが、弱腰の会話、会務の嫌いな分、まだ、花宮先生同様、第一線から退く訳には行かんようです。

2024年9月9日月曜日

盛者必衰=生者必滅

 Netflixに少々はまって、華麗なる一族を、木村拓哉・北大路欣也版ではなく、少々前の向井理・中井貴一版で観ました。阪神銀行は神戸銀行のこととして、かつて山崎豊子が描いた長編経済小説でした。

 41年前に開業して、自分が大きな不動産業融資を受けたのが、神戸銀行改め1973年・昭和48年に合併設立して出来た太陽神戸銀行だったことから、此の実話と華麗なるの話、そして映画は幾度も観てきました。

1983年・昭和58年に創業した自分は、1987年・昭和62年に太陽神戸からウン億円の融資を受け、その後1990年・平成2年、三井グループの三井銀行と合併した太陽神戸三井銀行、更に2年後に商号変更したさくら銀行からの融資の残高の引き上げにあい、バブル崩壊後の経営難という苦況を経験しました。

 これ実話です。今回のブログで伝えたいのは、この先、トランプ、ハリス岸田?の政治状況によって、土地家屋調査士事務所経営の変化が起きた時、金融機関というものは、全面的信頼してはいけない自身で全て経営のこと、お金のことは判断しないといけないという事です。

 小さなことかもしれませんが、Windows10のサポートが来年10月に終了することによって、全会員事務所に結構な額の融通が必要となることと察します。自分も詳しくないのですが、福井コンピュータ、アイサン等々による、今後の対応次第で、必要な額が増えていく事もあるかも。

 ひとつの話として、この件は考えてみてください。

 大きな波が来た時に、どの波に乗るのか、やめるのかは、自分の判断ですよ。

 生き残り生者必滅は、いつも自分の責任です。

 要らぬ、年寄りからの助言のひとつです。 

2024年9月3日火曜日

ADR

 登記情報9月号に、土地家屋調査士のADRが特集されていました。

 東京会のADRセンターから諸々発表があり、弁護士さんの助言もあり…の愛知会のADR委員会に、現在、顧問スタッフとして加えていただいている自分として、なんとか20年余の土地家屋調査士ADRを根着かせられないか、悩み続けています。

 平成14年末、江口会員の猛烈な熱のもと全国で初めてスタートした、あいち境界問題センターに、今、名称変更をしようか、どうしようか?という課題が上がっています。

 紛争解決センターという名称を用いている他会は現存します。

確かにADR紛争を解決決着つける事が、あいちセンターの最終目標です。しかし、なんでも100%解決しなくとも、応諾していただけるかどうかわからない案件でも、申し立て/案件数を伸ばせたらいいな…と思います。まずは利用される事からです。

 少なくとも、弁護士会ADRや法テラスから、あいち境界問題センターへ、土地の境界・筆界問題を持ち込んでいただき、10数名の委員でワシャワシャ考える事は、嬉しい事です。

 つい7〜8年前迄は、夏目委員長がグイグイ引っ張ってくれました。この4〜6年前は、北條弁護士が委員長を務めていただき、2桁の申し立てを受けられた年もありました。

 今、福本弁護士、そして光飛田弁護士さん、杉浦弁護士さんにADR委員会に加わっていただき、活性化は続いています。

 福本委員長は、私 伊藤直樹と同年齢でいらっしゃいますが、ギターを携え誕生日コンサートもなさる、とても素敵な弁護士さんです。

 昨今の委員会は、多少、停滞気味…なんていうと、事務局の壁谷専務に叱られますが、一生懸命、10数名の参加者は、とても熱を帯びてADRの事を考え続けています。

 会長をリタイアした自分は、むしろリタイアした方がいいのかもしれません・・・。若い参加者に停滞を打破してもらいたい。

 

 ADR認定者の方々には申し訳ありませんが、直樹は、この法改正、そして、この制度の作り込みがそもそもアウト!と思っています。この先、土地家屋調査士ADRは、どこへいくのか?

 登記情報をご覧になられた方。協働会あいちゃんねるに近々、全文アップしてみますから、ご覧ください。

 愛知会ADR、頑張ります!