2024年9月3日火曜日

ADR

 登記情報9月号に、土地家屋調査士のADRが特集されていました。

 東京会のADRセンターから諸々発表があり、弁護士さんの助言もあり…の愛知会のADR委員会に、現在、顧問スタッフとして加えていただいている自分として、なんとか20年余の土地家屋調査士ADRを根着かせられないか、悩み続けています。

 平成14年末、江口会員の猛烈な熱のもと全国で初めてスタートした、あいち境界問題センターに、今、名称変更をしようか、どうしようか?という課題が上がっています。

 紛争解決センターという名称を用いている他会は現存します。

確かにADR紛争を解決決着つける事が、あいちセンターの最終目標です。しかし、なんでも100%解決しなくとも、応諾していただけるかどうかわからない案件でも、申し立て/案件数を伸ばせたらいいな…と思います。まずは利用される事からです。

 少なくとも、弁護士会ADRや法テラスから、あいち境界問題センターへ、土地の境界・筆界問題を持ち込んでいただき、10数名の委員でワシャワシャ考える事は、嬉しい事です。

 つい7〜8年前迄は、夏目委員長がグイグイ引っ張ってくれました。この4〜6年前は、北條弁護士が委員長を務めていただき、2桁の申し立てを受けられた年もありました。

 今、福本弁護士、そして光飛田弁護士さん、杉浦弁護士さんにADR委員会に加わっていただき、活性化は続いています。

 福本委員長は、私 伊藤直樹と同年齢でいらっしゃいますが、ギターを携え誕生日コンサートもなさる、とても素敵な弁護士さんです。

 昨今の委員会は、多少、停滞気味…なんていうと、事務局の壁谷専務に叱られますが、一生懸命、10数名の参加者は、とても熱を帯びてADRの事を考え続けています。

 会長をリタイアした自分は、むしろリタイアした方がいいのかもしれません・・・。若い参加者に停滞を打破してもらいたい。

 

 ADR認定者の方々には申し訳ありませんが、直樹は、この法改正、そして、この制度の作り込みがそもそもアウト!と思っています。この先、土地家屋調査士ADRは、どこへいくのか?

 登記情報をご覧になられた方。協働会あいちゃんねるに近々、全文アップしてみますから、ご覧ください。

 愛知会ADR、頑張ります!