2024年7月19日金曜日

継続

 前例のないやり方で、より幸せになる。「西園寺さんは家事をしない」というTV番組の言葉に、ちょっとひっかけられました。

 何かを変えないと、変わらない。土地家屋調査士業界の、あいち境界シンポジウム、何かの引き金にならないものかと、粘って継続しています。

私自身、毎年、愛知県土地家屋調査士会のシンポで使用する、名駅のウインクあいち・大ホールにて、ここ数年、年3〜4回の相続情報セミナーを開催しています。継続は力ですか?

個人事務所として40年、いや、41年目を、この8月に迎えます。

26歳から67歳へと年齢を数えてきましたが、まだまだ、この士業。最前線で粘らせてもらいます。

 このところ、土地家屋調査士業界のウナる話題、無いですね。

相続土地国庫帰属制度、相続登記の義務化、所有者不明土地管理人選任。全て、法務省の説明に、土地家屋調査士業界の存在は無です。

私がもがいた此の大切な業界は、シラけた状況のまま、ノンベンダラリの対応を続けてはいませんか?

 相続にまつわる土地家屋調査士って、全く、縁遠いんでしょうかね。

伊藤直樹、このまま、黙るつもりはありません。挑みます! 

2024年7月11日木曜日

暑すぎ・・・ますね

 街中で、8日の日中、2ヶ所の現場、測量をしている同輩の作業を車で見かけました。この猛暑の中、水分補給、しっかりお摂りください。

勿論、伊藤直樹のスタッフ、補助者も同様に、この暑い愛知県下の現場で測距中であることを認識した上で、自分一人、他人事のように、背広姿にて失礼。

 7月10日、定例研修の日。鶴舞は大雨、梅雨らしくなりました。

 その夜、NHK Eテレで、テルマエ・ロマエの漫画家、ヤマザキマリさんの最後の講義という番組を観ました。

 フランス、イタリア。14歳から欧州に渡り、画家では食えず極貧の時代を経験し、27歳で出産を機として離婚を決意し、日本に帰国する原資は、日本の出版社に投稿、かすかにかすった努力賞10万円キリ。空の財布で羽田へ。その後、41歳、テルマエ・ロマエで当たり!現在57歳のご本人は文筆家として紹介されています。

 イタリアに渡った頃の日本はバブルで、多くの富裕層(当時限り!)のマダムがパリへ、ローマへ、ヴィトンや有名ブランド高級品を現金買いしていた時代。その当時の貧乏ながら自由な生き方。妊娠、シングルマザーとなって、10種類もの仕事を経験し、そして再婚後には再び世界を転々とし、挫折、断念、孤独の数十年。マリさんは、20代で挑み、それがどんな極貧でも、失敗だらけでも、50代くらい迄そんな経験あってもいいんじゃないのか、と。

 精神世界の充足、泣いて笑って、失敗して立ち直って、おもしろい人生に辿り着けられます、と。

 コスパ、ネンピが良いよね、じゃなくて、挑むことで本当にやってきたなって感じられるんじゃないか、と。

 一人、走り続けられている先駆者。否定的なことは考えず、選択しなさい。 教えられた時間でした。

 全てのフロはローマに通ず、と。

 

  巡回展、ヤマザキマリの世界を、今年の4月に高浜市のやきものの里、かわら美術館にて拝見させていただきました。

1967年のお産まれですから10歳違い。NHKにおける、ご本人の自信に満ちた顔。そのオーラ。素敵でした。

 学ばなければ、失敗も出来ません。

 挑んでみませんか? 貴方も。

 

2024年7月6日土曜日

私事ですが・・part2

 先回、弱気の如きブログをアップした上で、66歳は考えました。

 士業に生きる人生は、耐えんといけません。自身の事務所のアドバンテージ、お客様、依頼者の方々にとっては、お金の問題ではない一件一件の業務、ご依頼……。

 やりきるべきです。資金繰りは夜中に自分で考えろって事です。

 みなさんはどうでしょう。土地家屋調査士をやって、事業とした場合、破産手続までいってしまった方は40年間に4人は実名で覚えています。

懲戒処分の宣告の前に退会された元先輩役員さんもおられました。

全て守秘義務事項ですが、会長等、長く役務をしてきたことにより、多くの事案を見てきました。

 私自身は、弱気…ではなく、むしろ再興するべく、今、一生懸命、色んな仕事を受け、片付けまくっています。その中で、会務もギリギリ参画し続けます。

 自身に、そんなに能力がある訳ではないのにもかかわらず、この土地家屋調査士人生を41年間やっている以上、裏切れません。

同輩。会員のみなさんと全てを共有し、困っている会員を、これからも全力で助けていきます。

 もしも、このブログを見て、今、悩んでいる方、私に秘密裏にご相談ください。個人的フォロー、必ずさせていただきます。

 

 愛知県内;7月1日、路線価の上昇。直接は関係ないとしても、1040名弱、私達の仲間が、皆、食っていけるよう、働いて報酬、もらいましょう。弱腰にならず、働いた分、ちゃんといただきましょう。

 私事ですが、苦しい時、つい弱腰になりますと、従業員にセメがいきます。頑張りましょう。私も頑張ります。

 

2024年7月5日金曜日

私事ですが・・・

 調査士会のみなさんとなんとか会話をしたい。その思いで平成29年秋からスタートした会長の部屋→そして4年後、退任後の顧問ブログへ移行。

 このブログも、いったい何回目となるのか? 細かい事は置いておいて、会長職在任中以上に令和5年から令和6年にかけて、仕事の受注をする自らの事務所の業績が、ガクンと落ちてきました。全くの私事です。

 みなさんの事務所の状況はいかがですか、と問うても千差万別。ただ、建築費の高騰、7月1日の相続税路線価上昇にみる地価の上昇による愛知県内の不動産取引活発?建築停滞?

それぞれ仕事を受注されている取引先、発注元によって各調査士事務所の状況は様々でしょうね。

 自分も調査士の息子のいる身。

 まわりからは、継承をいつするのと問われますが、全くその気になれない自分です。それで、今回の業績不振は、ますます自身が前面に出て、フル回転すべきとの気持ちでいっぱいです。

 老害と云われても、引き下がりません。

 

 土地家屋調査士は一身専属と、かつて成澤千勝先生に教わりましたが、或る意味で反論もしてきました。しかし、40年分の調査士業務については、誰もが自分しか責任はとれません。

それこそ、一身専属の妙味です。白装束で自刃を懐にこめて、日々、生の調査士業務を続けてきました。この先も自分の名で続けていきます。

 どうでしょう。調査士法人は半永久的に多身専属が継承されますが、責任、損害賠償回避も不可。私はズルイのでしょうかね。私が代理人の頭にいる限り、申請代理人一本化を続ける限り、私が腹を切るかどうか・・・。

 その真剣勝負腹ぎめをもってして41年目に突入しますが、私達の仕事の次世代への継承、従業員雇用の継承は、株式会社○山コン○○○○トにしか道はないのか、否か?

 最近、顧問ブログの更新、調査士会務への参加が、さすがに自身、重荷になるほど、体力、家庭時間とのバランスとの不調をきたしてきました。

 同世代。先輩は勿論、自分は、後輩そして新人の調査士に、少しでも、情報を提供したいと思っていますが、昨今の業界内の空気の読み方にも、少々、自身のアンテナが受信過誤をし始めているのか。

 今回の投稿。少々センチですかね。本人は仕事をあったり前で、まだ第一線でやり続けるつもりで、今、日々、業務処理に専念し、いわゆる一般的な営業をしない自分の事務所スタイルの仕事受注量のアップに頭を悩ます毎日です。

 暑い名古屋の夏、コロナ禍再燃中、そして熱中症にもご自愛ください。