2024年7月11日木曜日

暑すぎ・・・ますね

 街中で、8日の日中、2ヶ所の現場、測量をしている同輩の作業を車で見かけました。この猛暑の中、水分補給、しっかりお摂りください。

勿論、伊藤直樹のスタッフ、補助者も同様に、この暑い愛知県下の現場で測距中であることを認識した上で、自分一人、他人事のように、背広姿にて失礼。

 7月10日、定例研修の日。鶴舞は大雨、梅雨らしくなりました。

 その夜、NHK Eテレで、テルマエ・ロマエの漫画家、ヤマザキマリさんの最後の講義という番組を観ました。

 フランス、イタリア。14歳から欧州に渡り、画家では食えず極貧の時代を経験し、27歳で出産を機として離婚を決意し、日本に帰国する原資は、日本の出版社に投稿、かすかにかすった努力賞10万円キリ。空の財布で羽田へ。その後、41歳、テルマエ・ロマエで当たり!現在57歳のご本人は文筆家として紹介されています。

 イタリアに渡った頃の日本はバブルで、多くの富裕層(当時限り!)のマダムがパリへ、ローマへ、ヴィトンや有名ブランド高級品を現金買いしていた時代。その当時の貧乏ながら自由な生き方。妊娠、シングルマザーとなって、10種類もの仕事を経験し、そして再婚後には再び世界を転々とし、挫折、断念、孤独の数十年。マリさんは、20代で挑み、それがどんな極貧でも、失敗だらけでも、50代くらい迄そんな経験あってもいいんじゃないのか、と。

 精神世界の充足、泣いて笑って、失敗して立ち直って、おもしろい人生に辿り着けられます、と。

 コスパ、ネンピが良いよね、じゃなくて、挑むことで本当にやってきたなって感じられるんじゃないか、と。

 一人、走り続けられている先駆者。否定的なことは考えず、選択しなさい。 教えられた時間でした。

 全てのフロはローマに通ず、と。

 

  巡回展、ヤマザキマリの世界を、今年の4月に高浜市のやきものの里、かわら美術館にて拝見させていただきました。

1967年のお産まれですから10歳違い。NHKにおける、ご本人の自信に満ちた顔。そのオーラ。素敵でした。

 学ばなければ、失敗も出来ません。

 挑んでみませんか? 貴方も。