愛知会総会は5月26日。そして、私が会長選にのぞむ連合会総会は6月20日、21日です。
6月は多くの企業の決算総会が開催され、代表取締役の交替情報が、日々、日刊紙に掲載されていきます。
中期・長期経営計画を掲げ、新社長が自身の経営ビジョンを掲げ、「変革」を旗印とする企業総会が行われ、必ずデータとデジタルの活用が、資料にうたわれます。
既存のシステムの手直し、業務の効率化をもってDXとする前に、やることがある筈と、私は思っています。
システム構築、デジタル変革に手をつける前に、私達の業界の目指す将来像、達成すべき具体的改善点をきっちり決めるべきです。その先に人事もあり、組織形態もある筈です。
土地家屋調査士会連合会の会務執行は、まさに企業経営です。
年2000億円余の売り上げを当然のものとみて、16000人の構成員+補助者+家族を、今後どのようにするというのか。
そして、将来の在るべき姿を考える際、ユーザーは、地権者の方々である事。ユーザーにとってどう在るべきかを、最重視すべきです。
連合会には、この実像を把握し、且つ、どのように再興・改良をしていったら良いかを判断し、有言実行出来る経営者が必要です。
今回の選挙において、そんなに簡単に、私 伊藤直樹が会長に当選できるとは思っていません。
しかし、私が会長にならないと、経営能力の無いトップのもとに次の2年間。更に、その延長線人事が続いていく。そうなれば、先週終わったG7ではないですが、外部隣接の業界とのせめぎ合いにも無力である、と私は痛感しています。
隣接というと、全国測量設計業界、日司連・・・現在はこんな程度だけですか?結局、法務局民事第二課に、かつての三河屋の如くご指示をおうかがいに行っているだけが現状です。痛烈な現状分析にて申し訳ありませんが、事実です。
コロナ禍を終え、この先、長崎出島の如き、二課詣でだけではなく、思い切った外交、G7、G20が必要です。
・・・と、いくら申し上げても、私は一立候補者。
犬の遠吠えで終わらないが為、走り続けていきます。