2022年11月15日火曜日

測量立ち会い・受け狙い

 葉梨法務大臣が更迭されました。さすがに、死刑執行の重みを『ハンコを押す、地味な役職。この職務の大臣では、選挙に勝てません。』って笑い話にするという受け狙いに走ってしまった。大臣になりたくて、なれたばっかりに、ウレしかったんでしょうか?

 貴方は民々立会で、受け狙いをされますか?

自分は、必要に応じて難案件の測量境界立会時に、開口一番はウケ狙い・・・してますね。

 失敗しないで、無関係の話題から入ろうとするも、スベる時が矢張りあります。該当大臣のように、会合のたびに連発して・・・これをスベっていますよと、助言する方は、後援者の中にいなかったのでしょうか。

 立会によって筆界、いや所有権界についての合意とりつけをする事がどれ程難しいのか、他の士業に比べて、インフォームドコンセントや落語の枕話が、これほど大切な私達である事は・・・私達しか知りません。占有に異常、亡失しかけの既存境界線、そして意図的な地積確保ラインの線引きを是正しようとする貴方。

 話を1対1でする時も、1対100でお伝えする時でも、やり過ぎた受け狙いは・・・不味いです。

 刮目(かつもく)。立会で、了解をいただけるかどうか。

緊張する仕事です。事実、あるべき境界位置が示せたとしても、隣地の方々はご自分の意向で発言され、境界問題が別次元の問題へと持っていかれます。

 

 悩ましいですね。私も悩ましい・・・。