2022年11月4日金曜日

近々、発信いたします

  本会HP上の愛知会顧問ブログをのぞいていただいている皆さんに、近い内に連合会への私の思いをアップし、お読みいただきたいと思っています。少々根回しに時間を要していますが、来年6月の連合会選挙は、伊藤直樹が参画します。この1年余、休眠状態であった自分がどう起き上がり、それが皆さんの為になるのかを、自分なりに凝視しておくべきでした。

 11月初日、地元愛知会の役員選挙立候補に係る案内もメールされてきました。何が今、問題なのか?考えてみる機会が参りました。表示登記事務について、10月の本会定例研修会で統括表示登記官様より、筆界確認書を、登記申請に際して添付不要とする例外について語っていただきました。そもそも表示登記実務のみに依存する現状のみで、全国16100人の将来はあるのか。護送船団方式を、ずっとこの先も法務省が継続してくれるだろうか。私は、そんな甘い考えを持っていません。

 全国は、たしかに50会のローカルルールで仕事をしています。愛知会は日常業務で秀でています。過去の先輩が築いてこられたガラパゴスルールによって、登記申請を伴う業務も、伴わずして行う売買用、又は建築敷地の確定測量、更には30年余りの圧倒的な全国トップの公嘱協会の事業展開と供に、1060名が安穏として今日迄やってこられました。先輩方のお陰です。

 それだからこそ私は、既に完全に始まってしまっているオンリー登記依存で縮小していく事に甘んじている多くの単位会の沈下に、愛知も追随していく事を、73年間培ってこられた先輩会員の手前、傍観できないのです。オンリー愛知と言っているのではありません。愛知の成功例を全国に普及したいのです。それだけでなく、全国50会が、皆、上昇指向へと、特に若い世代や新人に、夢を共にもっていただけるように面舵いっぱい軌道修正する事が必要だと確信しているのです。

 各論は、私は得意でありません。測量も、基準点に係る知識も、私は或る意味ポンコツです。

 しかし、この業界が沈下している現状把握に関しては、最も正しいアンテナを持って、連合会と現役員と、今一度、何が正しいのか。どのような方向性が間違っているのか、いないのか。私からぶつかる時だと、今、思っています。私でなくとも、必ず誰かが本音でぶつかる必要があると思っています。

 このままでは沈没です。

何を言ってるの?大丈夫。今の上の役員に任せておけば、自分の土地家屋調査士人生は大丈夫だ・・・・・。

と言う貴方につきつけましょう。

それこそ土地家屋調査士自体がどうなろうと、此の国の土地・建物の担い手として求められるニーズに、私達は答えるのがミッションであって、私達そのものがただ食べていけるよね・・・は、違うだろ!と。そのくらいの覚悟を持って・・・。