愛知県は18番から。御存知、表題部の13桁の不動産番号です。
国内、全ての土地、建物ごとに、分譲マンションであれば、区分所有の専有部分ごとに存在する番号。
国交省では今後、この13桁のうしろにハイフンでつないだ特定コード4桁を加え、17桁の不動産IDルールを用いると発表しました。
この不動産IDルールガイドラインによると、この後半の4桁は、年々増加している区分所有分譲戸に加え、1つの不動産番号しかない非区分の賃貸マンションの部屋番号をこの4桁に右詰めで用いるとし、例えば2階の4号室は、-0204となり、更には商業用建物では、2桁の階層コードを4種類用意するとのこと。
地上階はG0(半角のGと半角数字のゼロ)。
地下階ならB0(半角Bと半角数字ゼロ)。
地上の中間階ならGM、地下の中間階ならBM。ミドル階ということか。
「1812345678901」家屋の賃貸オフィスの18階は「1812345678901-G018」となり、これが賃貸マンションの18階2号室ならば「1812345678901-1802」。
分譲マンションもややこしい。
区分所有の一棟の建物は「18…(13桁)-000B」建物を表す符号だそうです。
そして専有部分が1部屋ならば「18…(13桁)-0000」となり、日本のマンションは、通常の部屋番号がそのまま・・・ではなく家屋番号で特定されているので、-0000。
結果、土地も一筆、-0000。普通建物も、-0000。
要するに、土地家屋調査士の申請時に家屋番号で特定出来るものは17桁で、のこり、-0000。
特定出来ない非区分の建物と、区分建物(分譲)でも、商業・事業用のフロアは階層コードと階数を加えることによって特定しようとするもの。
不動産ID17桁に都市計画情報や公的情報を連携することにより、国内の全ての不動産は、DX(デジタルトランスフォーメーション)促進の波にのります。
登記は13桁。うしろのハイフン4桁。いつ、どこで、お目にかかりますやら。