2022年5月12日木曜日

首都移転

  ブラジルの首都はブラジリア。リオデジャネイロという大都市から、新しく街造りをした新首都へ。1960年のこと。

 オーストラリアでも、シドニーではなく、メルボルンでもなく、キャンベラという新しい計画都市でした。

 現在インドネシアが、過密化状況のジャカルタから、カリマンタン島=ボルネオ島へ首都移転する計画に着手しています。

 ジャカルタ首都圏には3000万人が暮らし、日々、交通渋滞、災害リスクに溢れています。

 インドネシアは、1万7000の島々からなる島国。

 新首都名は「群島」を意味するヌサンタラだそうです。3月14日には地鎮祭も挙行されています。

 インドネシアは、2004年のスマトラ島地震をはじめ、自然災害にたびたびあってきていますが、カリマンタン島は地震が少ないのだそうです。

 今の大統領は2期目。3選はない仕組みにて、次の大統領が、果たしてこの首都移転を進めるのかどうか。莫大な移転資金も必要となり、反対署名運動も活発に行われています。

 私達の日本。東京から中京圏。中津川へ首都移転する話題が東海地方に依然としてくすぶっています。

 震災に対応する為、今後も、一極集中の東京に何でもかんでも集める思考は止めるべきだと、自分も思います。

 名古屋へ、首都を移されてはどうですか?

広大な農地もあります。長久手は、使われていない土地がありあまっています。

 東京、川崎、横浜を、新幹線を使って通過する都度、この街の危険性に怯えます。マリウポリになってはいけません。

 インドネシアの移転はどうなるか、まだわかりませんが、オーストラリア、ブラジルの前例を生かし、日本の首都移転はあってしかるべき。

 河村たかし現市長の構想にはありませんが、次期市長、横井利明氏(予定、且つ私見)に、しかるべくお願いしてまいりましょう。