2021年12月9日木曜日

訃報

  碧南市のY司法書士の訃報を受けとり、かつて、豪放磊落に錦三丁目で遊んでいただいた思い出。まずはご冥福をお祈りいたします。

 当、愛知会の会員であられるご子息様には、失礼ながら、30年以上、昔の話です。

 

 とある司法書士会の集まりの後、若年にサラッと声をお掛けになり、西三河ではなく、錦の倶楽部で、お馴染みなのでしょうか、着座と同時に数名の司法書士に対して、士業について熱く語られるかたわらで、ママさんとも笑顔でゆっくりグラスを交わされていました。

 自分も30年前、夜の街に生意気にもデビューし、そこそこのお店を利用させていただくようになっていましたが、先輩のお店はワンランク上で、又、1時間程して立ち上がられ、店への支払いをされる事もなく、タクシーにて名駅へと向かわれました。

 送り・・・を初めて教えてもらったのが、その日でした。いわゆる後日請求精算=送りです。

  このブログでの紹介も不思議ではあるのですが、かつて、調査士会でも、夜の街を闊歩された先人方がたくさんおみえでした。千種のK様の着流し姿は、バーのカウンターにとてもお似合いでした。緑のイギリス車で、かつての調査士会館のあった東区主税町の法務総合ビルに乗りつけておみえでした。

 

 多くの先人から、後輩達に歴史を遺していただいて、今があります。

 

 64歳。愛知会に入会して38年。39年目の自分は、まだまだ本会のブラッシュアップに寄与し続けなければいけない立場にあります。

 このブログにたどり着かれる方は数少ないとは察するも、先人の方々よりお預かりした恩恵を、少しでも後ろへとつないでいかなければとの思いで続けていきます。

 

 Y先生。お疲れ様でした。