2021年8月6日金曜日

土地家屋調査士:測量業界マンパワー 86%と78%

  会長の職にあった4年間。将来の会員減少の件を常に注目し、会員のみなさんにお伝えしてきました。

 平成29年6月1日。4年前の愛知会会員数1100名、法人46社。

当時から、大阪会の1031名を抜いて全国第2位にあがっていました。

令和3年(平成33年)8月10日現在、1080名だそうです。法人は53社かな?

現在、大阪会は975名をきり、愛知会は105名の差をつけて、引き続き全国2番目の会員数となっています。

 

 先日、調査士試験にも気を配っていただいている、中区金山の東海工業専門学校の野村校長にお会いしました。

 測量科、測量研究科、測量設計科・・・それぞれ20〜40名の学生さんが、各々、測量会社後継者や、調査士本職の配偶者、お子さん方の紐付きで入校されているとの事。是非、同校と愛知会が提携している事をもっと前面に、挑戦する若い方々、そして愛知会入会者が増加することを期待します。

 

 国交省は、2020年度末時点の建設関連業登録業者名を8月初めに公表しました。測量業者は1万1630者()、年0.7%減。2003年(平成15年)度以来、17年連続で減少しています。

平成15年には1万4750者と、最も多かった頃から3120者の減となっています。=(比78.8%)

 

 片や土地家屋調査士は、平成14年度の18741名がピークで、平成29年に16761名と、15年間で1980名減少。

令和3年(平成33年)4月1日の16141名の19年間で2600名減少しています。

 つまり年間136.8人=約150名ずつ。

失礼ながら福井単位会分が、毎年減っていることになります。

 

 測量業17年間で比78.8%。日調連19年間で比86.1%。

単純に比較出来る訳ではありませんが、全国値です。

 

 これに比べると愛知会は、この15年間増減幅は30名±αのまま。

この現状維持と全国との対比こそ、愛知会にとって、良きにせよ、悪しきにせよ・・・・ やっぱりガラパゴスなのです。