2020年12月9日水曜日

令和2年、ラストスパート

 今週、12月9日からの東京、連合会理事会は、さすがにWEB参加としました。

GoToトラベルによってグリーン車も若者が占拠しています。といっても、名古屋も、愛知県も、感染者数が減っていません。

ご存知の方には重複話ですが、オリンピック開会式の夫婦2枚券は、11月末、払い戻しすることなく様子眺めとしています。

もしかして開催されたならば、代々木の競技場に座れます。

 バッハ会長は、開催されない場合、払い戻ししてくれそうにありませんし、小池都知事も何を言い出すかわからない、少々宇宙人です。

 菅政権となって2ヶ月以上。臨時国会も終わり、桜を観る会と日本学術会議以外、どうも野党は話すネタがないようです。

 この状況のまま、今年が終わっていきます。

 

 12月7日、連合会研究所分科会。確定測量の定義と越境処理を土地家屋調査士の専属・独占業務として取り扱うことの是非を協議します。

昨年迄、愛知会で田中淳子教授と議論させていただいたテーマです。自分としては越境の現状把握とその処理に関して37年+α。全く疑問なく、日々、カットしたり分筆売買・贈与等、現状不問の合意書取り交わしを業として行ってきました。

弁護士さんや宅建士さんに口出しいただく事は予想もしてきませんでした。

 当たり前の調査士の業務として考えています。これを取って代わるべきという弁護士さんがどこにおられるのでしょうか。

 それでも皆さんは非弁72条を気にしますが、越境状況の確認。空中・地中のオジャマ虫。土地家屋調査士が片づけましょうよ。現状不問。将来に向けて解消の約束。境界線より手前に控えることを未来に向けた差し入れ形式。双方の合意書調印は決してADR的な、小難しい民訴倫理を学ばなくとも、誰もがとりかかって片づければ良い。3条論議も29条改正も必要ありません。実際に瑕疵を片づければ良いのです。他の誰にも出来はしません。売買取引、建築敷地確定等の必要に応じて、有効な利用地積を確認するまでの事です。

 どうも難しく考えすぎているんじゃないかな。

 誰もがお隣同士でイザコザを残したくはないのだから、合意書、確認書を用意してあげれば、誰だって了解されます。毎日顔をあわせる同士です。

 研究所の東京の野城会長は、中野区在住。当たり前のように都内で越境合意書を作成されています。

 

 今年もあと半月ばかり。12月8日。真珠湾攻撃、太平洋戦争の開戦。負けるべくしておとしいれられた、資源供給カットの戦いでした。

 あれから79年です。零戦も戦艦大和も、皆、海に沈みました。日本はそれでも立ち直りました。1964年、東京オリンピック開会、東京の空にブルーインパルスが旋回し、東洋の魔女がバレーを制しました。あれから57年。2021年7月23日の開会式は挙行出来るのかどうか?

 イギリスではワクチン接種が始まり、アメリカも追随します。

 

 少々、大事な話。

 建物表題登記。12月14日(月)から、種類の併用の場合の保存登記登録免許税割合を土地家屋調査士が証明する場合、管轄の登記所に証明書(HPに後日掲載予定)を提出しておくと、司法書士が保存登記の際にいちいち証明書を添付しなくても、そのまま登記所に調査士が割合を出した資料が権利部門に保管されるので、自動処理されるようになります。

愛知会のHPの中に案内が入ります。

 調査士報告方式ですから、返信用封筒は不要です。書面にて返却してもらいたい方には、別途、従来通りの対応です。

 ご確認ください。