愛知県の陽性患者は、ようやく1桁へ落ち着きかけていますが、依然として東京では、100名前後を推移し、山や公園といった観光地や海辺には、多くの若者が、地元の住民の心配をよそに、出歩く姿が報道されています。
このコロナウイルスの影響で、私達土地家屋調査士の土地に関する業態は、少なからず変化していきます。
従来、対面で複数の地権者の立会により、境界の位置について調査士が説明し、意見を聴き、調整をしていくといった密集は、今後、再開するのでしょうか?
むしろ、説明資料を、写真や図示、更には、動画を用いて臨場感ある現地状況を届け、了解をいただければ、郵送にて、確認書面のやりとりを行う。
タブレットに署名をいただいたものを、最終確定測量図中に、直筆記録として落とし込んで、成果を作成するといった、境界に関する、後日の書証作成が考案されていく日も近いでしょう。
朱印でなければ、筆界確認書とならないとしてきた調査測量実施要領が、今年の5月に全国の総会で会則からはずされます。
故・成沢千勝先生の起草された要領は、令和3年6月1日より、連合会業務部が新たに作成する新要領へと模様替えし、第8版とは名乗らないことと、しきりに担当者が前宣伝されています。
愛知発のバイブルは、姿・名を変えて、土地家屋調査士業務の遵守規定となっていきます。
改正土地家屋調査士法は、令和2年8月1日に施行される予定ですが、コロナの影響によって延長されることはあるのかどうか。
愛知の司法書士会の総会は、8月以降に延期となりました。
愛知県土地家屋調査士会の総会は、来たる5月29日に、小規模にて同時配信ありの開催です。
病気がちの方、高齢の方。是非とも免疫力を高めて、この危機をのりきり、来年の五輪を楽しみましょう。
院内感染に対処され、日々ご苦労なさっておられる病院内、医療従事者の方々に、今日は深々とお礼を申し上げ、自分の健康と、今後共、土地家屋調査士業界の共存共栄に感謝する次第です。