4月17日付国土交通省不動産業課長、不動産市場整備課長(事務連絡)
重要なお知らせとして「新型コロナウイルス関係の国土交通省の対応」がアップされています。各不動産関連団体宛、商業系テナントの賃料免除からはじまり、不動産所有者等がテナントの賃料不払いを減免、猶予した場合、所得収入にあげない税制上の措置をとることを容認し、寄付とは扱わないとする旨等を報じています。
土地家屋調査士として、ご一読されることをお薦めいたします。
幾度でも、申し上げます。ピーターと狼のたとえ通りになればうれしいのですが、今回は、9分9厘、狼は来ます。不況です。4月5月は、まだ到来していない。しかし、6月から一機に土地家屋調査士業務は、大幅な受注減となります。県下1100名の会員の皆さんへの発注、委任状は激減します。
30年前のバブルは、それでも事後処理の仕事がありました。37年前開業の伊藤直樹は、当時の生き残りの証人です。11年前のリーマンショックも、国内の実需は別枠で生きていました。今回は、全面的に需要も供給も、両方から全面ストップします。
昨日、愛知会は、緊急理事・支部長拡大会議を、連休ラストの在宅命令(!)日、5月6日の16:00より開催する通知を発することを、正副会長(WEB)会議にて決しました。
この先のコロナとの長期戦を見据えて、想定外の対応を行なう事も視野に入れて、この1ヶ月余の総会開催直前期を、緊張感をもって迎えてまいります。
このブログをお読みいただいた、愛知県土地家屋調査士会会員以外の皆さんへも、是非、私共と同様にこの緊張感を確認いただきたいと思います。
住宅展示場も、マンション、建売メーカーのモデルルームも、不動産仲介大手不動産会社の営業店も、各工務店さんの営業マンも、アパートメーカーの営業マンも、全て、営業店は閉鎖、テレワークという名をもって自宅待機です。新規契約は、当分の間、まったく見込めないこととなります。よって、少なくとも6月以降、土地家屋調査士業務が激減します。外部の方も、ご理解とご協力をお願いします。
これまた、資金繰りについては、幾度もアピールさせていただいてまいりましたが、実行されておられますか。
今からでも遅くないですから、ほぼ無金利の中期融資を申し込むべきです。
このような状況を、みなさんへしっかりとお伝えすべき総会も、例年通りの開催は、ほぼ出来ません。既に支部総会は、11会場にて、日々10名±αの変則開催として、各支部長を初めとする支部役員さん達のお骨折りにより、合法的に委任状ベースにて議事終了しているとの報告をいただいています。
是非、各支部から発せられる情報を、在宅、又は個々の事務所にて、紙ベース、またはメール等にて目通し願います。
5月29日、本会総会開催の通知と委任状を、23日に発送させていただきました。
多くの委任状のご提出。暗黙の了解にて投函していただく事をお願いいたします。ANAホテル開催を前提としますが、GW明けの5月7日に緊急事態宣言が延長であれば、残念乍ら、会場は浅間町の会議室へ移る見込みです。皆さんにおいでいただけない替わりに、これだけは是非お願いしたい事があります。ユーチューブです。(あくまで仮説です。金山のANAホテル。キャンセルは、まだ入れていません。)
総会は、視聴者会員限定のユーチューブにて、同日同時配信します。議事は、本審13時30分くらいから約2時間。
5月29日の午後、会員のみなさんはユーチューバーになって、愛知県土地家屋調査士会の現状をご覧いただきましょう。もしかすると重大発表あり。大幅方針変更あり。なぜかと言えば、4月20日ラスト理事会開催から、5月29日迄の40日間に、状況が変化し続けていく。この事態を無視して総会をやり過ごす訳にはまいりません。
コロナ感染拡大の進捗がどこまで悪化しているかによっては、この総会にて、提出議案を執行部より差し換え動議によって、自ら変更することが必要となるかもしれないのです。
しっかりと、視野を明日、来年以降にもち、慎重に、丁寧に総会を迎えます。
今朝の日経朝刊。7月5日の司法書士筆記試験が延期された旨、報道されました。時期は、未定とのこと。
10月予定の土地家屋調査士試験は、いかなることに。