2020年4月22日水曜日

コロナ宣言中の登記遅延


刻々と、新型コロナウイルス感染状況が拡大していく中、土地家屋調査士の民々立会に関し、拒否される方。業務の遅延にクレームを入れられる依頼者。
今後の日常業務にも、影響は必至です。

 名古屋法務局の職員のみなさんは、現在半減。交替制で業務をされている関係上、年末から、調査士報告方式なる、ほぼ完全オンラインにて申請された登記事件処理の短縮完了の目論見は、残念ながらほころび、県下14ヶ所の法務局毎で対応は異なりますが、大幅に遅延しています。
 当分の間、登記処理に相当時間を要するということを、依頼者の方にも前もってお伝えください。
 いつまで、このような状態が続くのものか、まったく終息の予測がつきません。このような緊急事態において、個別に、自分の申請はどうなのか。取引の都合上、早めれないのか。みなさんの事情は分かりますが、ここは、冷静に状況をわきまえて、登記完了日と案内されたホームページ上の期日を待つことにしましょう。

 
最近は、この会長の部屋ブログを、外からご覧いただいたと、多方面から、お声がけがあります。
お読みいただいた不動産、住宅関連の方々にも、お願いいたします。
 登記の遅延について、通常の3倍から5倍、日数のかかることをご理解ください。法務局のみなさんが、感染を回避するべく、土地家屋調査士、司法書士、そして、一般の市民の方が登庁されることを出来るだけご遠慮されるよう、案内されていることも、ご承知おきください。
 名古屋法務局において、また、愛知県土地家屋調査士会会員の中で、感染陽性情報は、今日現在ありませんが、いつ、誰が罹患してもおかしくない、強烈な細菌です。
 私自身、3月25日をラストに、東京の役務は、事務所でのWEB・テレビ会議となり、新幹線に乗車する機会も途絶えています。
 東京の陽性患者数は、依然として減らないようですから、5月7日からの再延長は避けられないと覚悟しています。現在の置かれた状況を踏まえて、アルコール消毒、手洗い、うがいを欠かさず、仕事に取り組みましょう。会務も前向きに勤めましょう。
 まだまだ、ピークアウトには時間がかかります。誰もが、抜け出すことのできない事として受けとめ、長期戦に耐えてまいりましょう。