何か変わらないといけない。土地家屋調査士の業界全体のことを思い、早くから役員になり、辞めて個人の仕事オンリー。そして再び役員になり……又、休みが10年。49歳から59歳の間に、事務所倒産の危機や、士業仲間の裏切り、そして、自身、56歳の11年前にガンを罹患。
色々な事を経験した上で、59歳。今から8年前に愛知県土地家屋調査士会会長に就きました。
今、この顧問ブログという限られた発信場所をクローズするにあたって、自分が、残りの調査士資格・調査士役員ゾンビとして、何が出来るだろうか?
例えば、西本元連合会会長・元愛知会会長が退会をされた今、昔からの愛知会や連合会の成り立ちを後輩、特に5年、10年内の入会会員に伝える場がいただけるならば、自分なりの出来る限りの発信、伝達は続けていきたいと思っています。
本会の現役員さん。そして一般会員の皆さん。最近登録なされた会員の皆さんに、あった事、起きた事、何をしようとしていたかも含め、75年間の歴史を、42年間の登録者が知っている限り、伝えていきたいと思っています。
この顧問ブログを覗いていただいている他会の同輩も、ご存知の事、ご存知のない事が多々あると思いますが、ここに記すだけでは伝えきれない多くの事がありました。
自身、顧問ブログ総括は、2年前、4年前に、連合会会長、副会長で2連敗した事実も前提に、幾つかの主張をしてきた事。ご存知の方に、伊藤直樹の「船中八策」って何を言っていたのか聴いてみてくださいますか?
例えば、CPDを調査士は採用するな!
ADRは大政奉還返上。憲法を本試験に入れてADR認定試験は全ての合格者の必須とすれば良い。
越境確認等、もっと調査士は非弁を恐れず、法的?宅建的?な文書作成を行なって、隣地立会を主戦場とするべき。etc…
反論も多々あることはわかっています。
しかし、生涯この八策を、自分は主張し続けていきます。
これが、この制度75年目の今、是正されないと80年、90年、100年目には、本資格の消滅、あると思っています。
資格消滅なんて有り得ないと笑う方が多いでしょうね。
そういった危機性を感じ、悟って、思い切った改良が出来ないと、ヤッパリ消滅…………も、あるのです。
そのようなやりとり、馬鹿にされるかもしれませんね。
ただ、土地家屋調査士の将来、伊藤直樹は、令和7年現在、とても危ない状況と思っています。
先日も本会の某会議で、会員は皆、自分の仕事に自信を失っていると言われましたが、自分は、土地家屋調査士が司法書士・行政書士より、ずっとこの先、日本人の為の日本の土地をちゃんと守るっていう事を、土地好きな日本人に伝えていけば、自信回復も出来るんじゃないでしょうか?
色々思うこと、あとすこし、書かせていただきますね。