2024年12月27日金曜日

令和6年 終了

 実は、Netflix~ネットフリックス~にはまっています。

 過去の映画・TVドラマ…地面師たち…もうええでしょう!は流行語大賞トップ10にも選ばれました。観ている方にはわかり、観ておられない方にはわからない話ですよね。

 ドクターX;大門未知子/米倉涼子さんが一番ステキだと思いますが、その他諸々のドラマに、このコロナ禍の夜の時間、浸っています。

 

 この年末。インフルエンザ大流行、コロナ禍の中、今でもマスクを持っています。

 みなさんはどうでしょう?

 実は12月25日に、名古屋法務局のとある方々とお会いし、ある案件の講演会ネタ?…情報をご教示いただける機会を、愛知県土地家屋調査士会を通じて1時間の打ち合わせタイムをいただきました。

 その中で、名古屋法務局本局の方々の中でインフルエンザが発症され、全職員さんがマスクをされていました。まだまだ続きます。

 

 コロナ禍4年目。まだ終わっていませんね。

 私・あいち事務所 伊藤の頭の中では、バック・トゥ・ザ・フューチャーじゃありませんが、この状況の中、コロナにせよ、地震・津波・液状化現象にせよ、本年、この国の土地というものが?過去も将来もどうなるか、わかってはいません。

 ただ、所有者不明土地の解消に係るテーマがこの国の課題だとすると、県下の全会員が、当該地だけでなく全ての隣地にて所有者不明状況に遭遇することの機会の多さは、土地家屋調査士にしかない事だけは注目すべきです。

 これを生かした、この国の抱える所有者不明土地解消への土地家屋調査士の取り組みを、令和7年度新春1月、そして4月からの新年度も、個々の土地家屋調査士として、組織の会として、社会との接点を広げるチャンスに、これからも捉えてまいりましょう。

 

 令和6年、ご苦労様でした。

 令和7年の幕開け、土地家屋調査士業界にとって、社会貢献の舞台はどこにあるのか、新年から又、模索が始まります。

2024年12月16日月曜日

土地家屋調査士資格と短期バイト・タイミー

 橋本環奈主役の朝の連ドラ、おむすび。この元気な環奈さんがCMを担当する「タイミー」。最初は一体何がビジネスチャンスになるものか?と、流して見ていました。

 しかし、このタイミーが今年7月に東証二部、いや現在の東証グロース市場に上場した事をボンヤリ眺めていたところ、12月13日、日経新聞朝刊17面で、12日発表した単独決算(2024年10月期)で、税引き利益が前期比55%増益の27億円とありました。

『スポットワーク市場の拡大を受け、アプリの継続利用者や求人を出す事業者が増えた。但、足元では「闇バイト」対策や、他社との競争激化…1015年10月期の売上高の伸び率は前期比で大幅に鈍る見通しだ。』

 

 タイミーは、スポットワーク仲介最大手です。

 

ここでスポットワークを学習しましょうか。

「継続した雇用関係」のない働き方の呼称です。

労働者は雇用契約を結ぶため、労働基準法で守られている点と、この業務委託とは大きく異なるようです。

スポットワークと違い、他に、ギグワーク・クラウドソーシングという業務委託契約には、原則、労働基準法は適用されない。

その為、雇う側は雇用保険や社会保険の加入義務がなく、雇われる側は最低賃金などの最低保証がないとのこと。

 

 正規社員、非正規社員、そしてタイミー。

全て給与所得となるため、所得税や住民税は原則、源泉徴収で給与から差し引かれ、他の何か特別な要件に該当しない限り確定申告は必要ない。

さて、話題のタイミーは、橋本環奈のCMがいうように

スキマバイト……ここで、私見を始めます。

愛知県での業界の元会長職にあった者としての分析。

1040名の愛知会会員の内、補助者登録をされていない会員600名±αいますが、そもそも測量業務という以上、ワンマン測距儀という高価な機材を保有しない限りは、誰かに、測量しようとする場所に反射プリズム機を持って、手伝ってもらう必要があるのです。

その一時的お手伝い。ひどい言い方で臨時人夫……

 まさに、土地家屋調査士業界の実態は、このようなタイミー待望なのです。

しかし更に、実態を視ると、タイミーが解説する、労基法に準拠した給与処理、雇用保険や社会保険。更には国民年金や国保のフォローを、私達愛知会会員がやっているのかどうか?

 これは、闇バイトといった犯罪類型ではないものの、労基法からみれば、上述、ギグワーク・クラウドソーシングという雇用された人の方は、自分でやんなヨという冷たい状況にある訳です。

 土地家屋調査士業界は、国家資格士業である以上、プライドを持ちましょう。

 勿論、半分以上の日常業務が、その日仕事のない同業者の手伝いによって担われているのも実態。

 だとすると、その協力業務の支払い領収書は、土地家屋調査士の領収証、又は、コクヨですか?

 又、支払った側も、会計伝票に実名で「土地家屋調査士 伊藤直樹」?と書いていますか?

 支払う側も、領収する側も、

1.土地家屋調査士、本職のお手伝いか、

2.タイミー(社保処理)か、

3.­ギグワークか、

 さて、現実には、どうされているのでしょう?

 タイミーが増益!いいじゃないですか。そして、常識として、同業者同士ならば、調査士報酬としての領収書交付、申告に所得計上。

学生さんや奥さん、知り合い…、その日の補助を頼むなら、正しい税務処理をすべきです。

 やはり、この平和な日本で生きる国民である以上、伊藤直樹は、権利と義務。この義務について、皆さんと平等・対等であるべきと思います。

 タイミー話、お読みいただく方毎には違った感想を持たれたかとは思いますが、土地家屋調査士の日常がタイミーであり、タイミー保障の向こうかこっちかという。それが今回、私の私見です。

 

 要するに、仕事をする以上、払う側も、もらう側の同業者。家族。一般の方々。

やはり、全てちゃんと、この国の税務処理に対応することは、当たり前だと思います。

 

 要するに、減税対策のなじまない、日々の納税義務からは、日本人は「逃げちゃイカン」ということ。

 これが今回の言いたい事です。

2024年12月9日月曜日

虹とスニーカーの頃

 土地家屋調査士の74年間。特に表示登記愛知と称されていた昭和から平成の初め。隆盛を全国に知らしめた愛知会。

 先日NHKで、チューリップ再結成コンサートin武道館が放映され、懐かしく観ました。

 虹とスニーカーの頃、心の旅、サボテンの花。

 財津和夫さんは76歳。この調査士制度が始まる、その2年前、昭和23年に産まれ、現在も、あの高音域を唄いこなすタフ!

 そうやって考えると、調査士の歴史って、本当まだまだ短いものですね。

 井上陽水76歳、小田和正77歳、松任谷由美70歳。吉田拓郎に到っては78歳です。

 自分も67歳ですから、どっこいどっこいの年齢です。

 ほんの小さな出来事に、愛は傷ついて〜♪あのメロディーを全く音程のブレることなく唄い続ける財津さん。サボテンの花の後段、ドアに鍵をかけ部屋を出ていくというフレーズ。何かを見つけて生きよう。何かを信じて生きていこう。この冬が終わるまでに・・・。

 

 どうやら、私達の愛知会。梅村会長の4年任期終了、そして次期新会長へのバトンタッチが本日判明します。私達の会を牽引者として、何を守るのか…だけでなく、何を見つけて、新しい施策、何かを始めようとされるのか。注目したいところです。

 役員の一番ハシッコ。顧問として、支援していきたい/いくしかないです。