2023年11月2日木曜日

固有名詞出します。今の不動産状況

 東京200億円、大阪25億円。

ドイツに改めて抜かれてGDP4位に転落したこの日本の区分建物専有部分1戸の価格です。そんなに価値のある物件なのでしょうか?

 東京は港区麻布。森ビル分譲の麻布台ヒルズの最上部5464階には、特別な超高級分譲マンションが用意されるとのこと。91戸です。その高さは、東京タワーと同じ高さにて、居住者専用の25mプールあり。不思議な空間となりそうですね。各日刊紙でも報道済みの話題です。

 64階の1600㎡!?は、金200億円+αと云われており、他も、全て数億円以上。既に全て完売しているそうです。

 東京では、三田の土地7700㎡に14階建5棟1002戸、第1期704戸は平均坪単価1300万円、内1棟については、平均坪単価1700万円。376㎡の1室は45億円だそうです(by野村不動産とか…)。居住用目的8割、投資2割です。

 JR大阪駅前梅田北2期は、総戸数484戸。

最上階46階の2LDK305.46㎡は金25億円とか。

「愛車を専用エレベータで邸宅まで運び込めて、自宅リビングからその愛車を眺めながら至高のひと時…」

 これは、東京のFP会社のレポートからの転載も多く入っておりますが、私としては、ここからがメインです。

 愛知・名古屋の状況って、どうなんでしょうか?

既に、専有部分1邸宅あたり金2億円超えの分譲は始まっています。しかし、東京、大阪とは、思いっきり差があるんです。マンション価格が、都市価値の比較のメインではないとは思いますが、或る意味、くやしいですね。

 このような高額、又、多くの分譲マンション登記手続には、当然、該当土地家屋調査士が、必ず誰か、関与しています。

 この不景気、インボイス制の選択で悩む同輩の皆さん。

土地家屋調査士として、もっと不動産業界、地価、宅建業のことを覚え、識っていきましょう。仕事は登記ルールマスターだけでは、空から降ってきません。

 このような情報について、常識のネタとして、土地家屋調査士なら語れるべきではないですか?

 識ってください。そして挑んでください。