2021年10月29日金曜日

平準化さしすせそ

 かつて、県下タウンミーティングに於いて、豊田支部の人生の先輩会員さんから「業務の平準化」という用語を用いるのはおかしいよ、と指摘された事がありました。

 平準化と標準化は違う。平準は効率の世界。能力の標準化、UPはあっても、平準化という表現を用いるのはオカド違い。

 

 国土交通省では、建設工事の施工時期に関する平準化の取り組みについて、10月現在、ヒアリングを実施中。

 さ - 債務負担行為の活用

 し - 柔軟な工期の設定(余裕期間制度の活用)

 す - 速やかな繰り越し手続

 せ - 積算の前倒し

 そ - 早期執行のための目標設定(執行率等の設定、発注見直しの公表)

  同省では、建設、設計に係る事業に関して、さしすせそ施策を推奨すると共に、各施策の実施状況を、全国の地域別、人口規模別にグラフ化し、「見える化」を企てるとしています。

  個々の土地家屋調査士の事業の平準化、となると、事業所規模の問題にて限定的でしょうが、協会や、リニアJV受託の場合は参考となるのかも。