2020年7月14日火曜日

コロナ禍の先に


 今週も関東4都県では、夜の街への休業要請が出されます。
 大村知事が県外、特に東京への不要不急訪問を控えよとの愛知県アラートを再度出しています。
 まだまだ、収束はみえてきません。


 真言宗は弘法大師が開いた密教ですが、仏様と一体となる修行のことを、身密(しんみつ)・口蜜(くみつ)・意蜜(いみつ)という三蜜というそうです。
 仏教の難しい事は存じませんが、新型コロナの感染防止の、密閉・密集・密接もまた、大師様の教えということでしょうか。
 身勝手な行動を慎み、悪口や差別を口にしてはいけない。不安なコロナとの共存をせざるを得ない今、自分の心を見つめることが意ということだそうです。
 この話は、朝日新聞7月14日13面のリレーオピニオンにて、福島県猪苗代湖のほとりの寿徳寺で住職を務める松村妙仁さんの言葉の引用で、自分の言葉ではありません。
 お寺の一人娘さんにて、東日本大震災を契機に、亡父の後を継がれるため、東京の音楽イベント会社からの転身をされたのだそうです。
 東日本大震災後の福島県とは、私の娘の伴侶ご実家とのやりとりもあり、お訪ねもします。
 又、熊本地震後の城、そして橋の崩落現地へもお訪ねする機会をもちました。
 7月の梅雨?過去に例なき集中豪雨が、肥後の国に襲いかかりました。
 一体この国は、誰かの身勝手の罪によって反省をさせられているとでもいうのでしょうか?
 東京へは連合会の役務にて、自ら出向く立場にありますが、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)もようやくインストールしたばかりにて、新幹線は今、あまりに遠い。


 身密は、愛知、地元の会員のみなさんとの共存、従業員や家族との安寧・・・。
 口密は、自分を信じて是々非々の発信は続けます。
 意密は、コロナとの付き合い方の上で、どう周囲のみなさんに健康であっていただけるよう、笑いと出来る限りの明るく温かい言葉のやりとりによって、安心感をお伝えする・・・自分の立ち位置を磨きます。
 
 2つの三密を大切に、元気な日々を送ってまいりましょう。