2018年1月16日火曜日

健全な猜疑心。


これは、静岡銀行の頭取柴田久氏の新年、年頭所感です。そのままアップさせていただきましょう。

 

誰もがあたり前だと思ってきたことにも、時代の変化とともに当たり前ではなくなっていることも多く、そこに気付いた時に真の改善の改善が生まれ、時には新しいビジネスにつながることもあるのでは。

「ジャパネットたかた」創業者である高田明氏も、電動歯ブラシの世界に、新しく高齢者層の市場を開拓した事例をあげ、人口減少社会にあっても、従来の常識に疑問を投げかけ、発想の転換を行うことができるなら、ビジネスの市場は何倍にも広げることができると、某銀行のセミナーで話されたとか。

 

 変化への対応はもちろん、自ら変化を作り出す努力が必要なのでしょう。

 

自ら、どんな変化を創出させていったら良いのか?

平成30年。愛知会が追っかけていかなければならないテーマ、そのものです。猜疑心を持つことなく、3条業務の枠内へ棲息していさえすれば、食べさせてもらえると信じてきた66年間。

67年目の春。この先、本会としては何を行い、どう行動していったらいいのだろうか。変換を始めていくべきです。申し訳ないが、法務局との登記の打ち合せも必須ではあるが、その外に漕ぎ出す為には、敢えていうならば、登記オンリーの考え方は白紙へ。

私共は、不動産の専門家です。境界に関する知見をベースに、土地家屋に関する法律、現地把握能力、そしてコミュニケーション能力に秀いでた、一風、変わった国家資格者として、新しいオールマイティ・イメージでの売り込みも始めていきましょう。

 

その為には当然、従来の勉強、研修だけでは足りません。他の行政書士、司法書士、測量士、宅地建物取引士、建築士との業際問題で時間をとられることなく、周辺知識は素直に網羅してしまいましょう。

 

 愛知県土地家屋調査士会のみなさん、変革のスタートですよ。