日本では、国内に公共充電器が2023年時点で3.16万基。2030年までに30万基まで増やすとしていますが、現在は1割程度。
世界最大のEV(電気自動車)市場となった中国(BYDが代表…)の公共充電器は2023年時点で既に270万基。特に急速充電器は120万基という高い割合となっているそうです。
テスラがアメリカ国内では充電器規格をテスラ主導に採用させ、且つ、18万基という公共充電器が設置されているものの、急速充電器は4.3万基にとどまっています。
ベンツ、ワーゲンのヨーロッパでは、つい10年前迄、ディーゼル車も結構売られていましたが、EVへシフトし、EU圏内で同じ時点で70万基の公共充電器が設置済み。
そして2030年までに主要高速道路120km毎に大型トラック用の充電ステーションを整備しつつ、60km毎にEV充電ステーション、200km毎に水素燃料補給ステーションも整備していきます。
水素自動車、トヨタのMIRAIは、大村知事が県庁でお乗りになっておられますが、この地元名古屋でも、東区代官町に1ヶ所あるだけで、他はどこにステーションとやらはあるのでしょうか?
豊田市民の方なら幾つかご存知なのでしょう・・・。
こんな話題をとりあげているのも、自分が4年前からトヨタ最初の電気ポピュラーカー、レクサスUX300eという、ガソリンの入っていない車に乗ってみているからです。
ECO…っていうだけでもないのですが、その前の自家用車がRHV(プラグインハイブリッド)というミニクーペで、電気80km、その後はガソリンで400km±αという、イギリス的BMWという新車…その前にはミニクーペのディーゼル車に乗ってきているという、それこそ妙な乗用車乗り継ぎ中。
家族・孫と乗るのはワゴン車ハイブリッドですから、トヨタの標準。
このトヨタ標準が全世界から全くかけ離れた流れの中にいても、昨年迄、世界1位の販売台数というのですから、中国BYDに対するテスラの競争力が、トランプの後押しを受けて、一体この先、どんな逆転劇を観ることになるのか・・・心配です。
あたり前、これまでの常識は、世界的に10年で様変わりしていきます。
ガラパゴス化。日本のみのローカルルール…では、本当に生き残れないのでしょうか?
60歳台の自分。30歳台の子供、10歳にもなっていない孫達。次の世代では、トヨタ自動車は、東芝やシャープになってはいないでしょうか。
土地家屋調査士、司法書士、行政書士、資産税中心の税理士、そして宅建業と、私は日本の不動産、特に土地にベッタリ、へばりついた人生を送っています。
ダイヤや金よりも、日本の土地・・・。
ガラパゴス亡者は、今日もスマホを左手、ガラ携を右手に持って、地元を、長距離には馴染まない電気自動車にて走り廻っていくのみ。