2025年1月25日土曜日

昭和100年=令和7年

 今年は、太平洋戦争終了から80年。1月20日のトランプ政権の登場。北朝鮮と韓国の混乱と、中国の不況を、民の眼をそらす為に、台湾、そして日本領土の尖閣諸島に関する数々の愚行。

どれをとっても、一発触発。

 映画、真夏のオリオン。1945年8月3日、戦艦大和亡き後、日本海軍が潜水艦イ-77にて、終戦を跨いでまで戦った史実?

 

 今夜もNetflixにて、昔のMovieに、ワインと共に浸らせてもらっています。

 令和7年が始まりました。能登半島、熊本、東日本、阪神淡路からの30年。

幾多の天変地異がこの80年間に続いていますが、今年はどんな年になるのでしょうか?

 

 愛知会は、土地家屋調査士の社会貢献・ブランド向上が為にも、令和7年度の境界シンポジウムに、再び全力投球すべきと思っています。

 又、私自身、地域福利増進事業の稲沢市案件の県裁定申請を、今、再度、行なっていますが、これも、国土交通省が所有者不明土地問題を解決する、我が国の一本の矢と察し、同事業PT委員会委員長として、5月の私達の総会迄に、受付の完了をみたいところです。

 冒頭の真夏のオリオンの如く、土地家屋調査士は、此の国の土地に関する諸問題全てに、360度答えていけるよう、努めていってもらいたい。

私自身は現在、相談役的な顧問に過ぎず、1月24日の令和7年第1回目の愛知会拡大理事会において、この360度対応を視野に入れた役員の皆さんの声を聴かせていただきたく、参加させてもらいます。

 このような大上段の書き込みを大げさに思われる同輩に告げますが、私達は10ヶ程ある此の国の国家資格中、最も知名度の低いと言われる残念なブランドにとどまっている事を恥じ、早々にメスを入れるべきです。大ナタをふるう必要があれば、眼の前の表題登記、登記申請を伴う測量+登記申請を伴わない土地建物の確定測量業務・・・だけにとどまっている私達じゃ、いけないんじゃないのかと思うべきです・・・思える筈ですが・・・思わないですか?

  Movie・映画のように、エンディングが必ずあるというような起承転結…というつくり物ではないのが、私達の受託仕事です。

 依頼者は、1割公共、9割が民間地権者・建物所有者です。

 そしてそれは、市民・国民のニーズの実現であり、市民・国民の天変地異対応にも、社会貢献なくして、私達が国家資格者として、ちょっとした手間賃ではない、それなりの士業報酬を領収するだけってことは、それはイカンと思います。

 そう、思われませんか?

 民間一般会社のやっただけ、その実業量への報酬と、国家資格者が行う法的判断込みの報酬が高いことへの還元は、あって当たり前です・・・と、私は思います。

令和7年 スタート

 年始めに、伊藤直樹がライフワークの中心とする、土地家屋調査士業界の1月スタート用ブログを、以下、アップします。

伊藤直樹の個人事務所が開催した1月18日のセミナーには、300人もの方々のご来場をいただきました。

また、個別相談(30分)を当日18日だけで46組、その1週間後の1月25日に20組以上の方々に、私のあいち事務所においでいただき、個別相談(55分)を対応させていただきました。

 お客様にわずらわしい思いをおかけしないで、私達がわずらわしい手間+仕事を代行・代理させていただく"あいち事務所"にとって、年4回のセミナーは、とても大切な必須イベントです。自ら全費用負担、無料開催+無料対応とさせていただき、皆さんのガス抜き?継続相談相手、早い、又は、長きにわたる処理を、実行いたします。

 それが、代表 伊藤直樹の41年間維持し、この先も継続していく仕事です。

 今年も、皆様としっかりお話したい。

 そして必ず実行していくあいち事務所であります。ありたいと覚悟しています。

 

2025年1月16日木曜日

次の時代を担う人材を育てる

 1月13日、大塚耕平前参議院議員のセミナーが、名古屋駅前5Fのミッドランドホールにて、500人以上の聴講者+web聴講者多数のもとに開催されました。

 調べたところ、自身、7年連続で参加させていただいて来たのですが、昨年の名古屋市長選挙以来の大塚さん。お元気そうで何よりでした。

 このブログアップの頃には、アメリカは、トランプ大統領が20日、就任式を迎えていることでしょう。

 標題の言葉を冒頭で述べられた時、「次回、開催するか…出来るか…決めていませんが…」と言われた大塚先生ですが、2025年、どうされるのでしょう。

1959年生まれ、65歳。24年間の国会議員生活。お疲れ様でしたが、まだ貴方は、その知見と経験を、此の国の為にお使いいただかなければ勿体ない!

 日本の経済・金融をちゃんと分析出来る代議士は、国会の議事場に着座している800人程の中で、どれだけおみえなのでしょう。

 名古屋市民220万人の選択の結果は出ているので、批判はしてならない事はわかってはいますが、大塚さんを無役にしてしまっている事が、聴講3時間の間、一番、辛い事でした。

 私共 土地家屋調査士政連の加藤顧問役と最前列に座らせていただきながら、元気そうな姿を目に焼き付けさせました。

 必ず、今年2025年も表舞台にて、活躍の場、みいだしてください。

  この、みいだしてくださいってのは、失礼なのでしょうか?

ご活躍ください!って言うと、それなりに応援、支援する側で、手伝うって要素が入るのですが、これからは、大塚さんがご自身でみつけていただくしかない事になる訳です。

 

 さてさて、講演、講義内容について言えば・・・毎回乍ら

  →難しいの一言でアリマス(汗)。

 前半  半導体・AI・ロボット・LAWS攻防戦

 後半  日本経済「ファクトチェック」

 生成AI、NVIDIAの台頭、更にAMDというAI半導体の……いや、講義を聴いていただかないと、もう正しくはお伝え出来るような内容ではないです。

 光電融合技術について言うと、日本のNTTが取り組んでいる状態では、AIの覇権争いで、GAFAM(アマゾン、アップル、グーグル、メタ(旧フェイスブック)、マイクロソフト)やNVIDIAには全く歯が立っていないとの事。

 日本経済についての講義となると、淋しい、厳しい、悲しい話となる。

此の数年。コロナ禍、コロナ後で、他の国は既に手仕舞いを始めているにもかかわらず、日本は、日銀の抱える膨大な国債を売る訳にもいかず、金利を上げることの出来ないまま、一体、どうなってしまうことやら・・・。

 貿易収支完全赤字、そして円安。

 国際収支構造は、貿易収支はOUT。海外の工場等で日本企業が稼いだ利益を国内で決算するだけの法人所得で、ギリギリ国は支えられている。

 ヒェーーーーって事ですよ。

 拡大するデジタル赤字。遅れているロボット市場=打ち上げ失敗が続いてますネ。

 

 そして、このブログのラスト。

 日本人は世界の人口上位、現在1億2400万人で第12位。

2024年現在、中国は14億1900万人で、インドに抜かれ第2位。

 そして2100年。

中国は2位だけれど6億3300万人。日本以上に少子高齢化の成れの果て。

日本は第32位の7700万人。

 私の孫8歳の75年後……83歳、日本の人口は62%になるのですね。

 

 あっという間の、大塚先生セミナー。

とても伝えきれません。

次回、お会いした際、出来る限りの記憶にて、話題にいたしましょう。

 

 おっと。あけましておめでとうございます。(言い忘れ、失礼)

年始、明るすぎる小咄

● 新年早々、令和7年もドジャース大谷翔平選手の話題が、ベビー誕生ということでニギヤカです。

 今回、ツマらない(?)話題かと思いますが、あの野村證券の­野村総合研究出典調査ニュース/日本に富裕層はどれくらいいる?をご紹介しましょう。

 大谷選手は、10年で1000億円を球団からもらい、その他、日本国内をはじめとする企業からの広告収入が毎年100億円相当あるといわれる超別格です。

 少々古いかも・・・2021年の我が国における純金融資産保有額の「世帯数」と「資産規模」の統計発表を観ることにします。

 

● 純金融資産5億円以上は超富裕層

純金融資産が5億円以上ある世帯を「超富裕層」

1億円以上5億円未満の世帯は「富裕層」としてリリースしています。

この日本の「超富裕層」と「富裕層」の世帯数を合わせると  148万5000世帯。割合として全世帯の2.7%いるんですねぇ。

 

 あいち事務所では、法人だけでなく、個人の不動産購入時の司法書士として、毎年数百人の方々の売買決済登記を受任いたします。その中で、住宅系土地、そして億ションをご購入される方々が、額が増えるにつれて住宅ローン無し!=つまり現金で1億、2億+αを支払われる現実を見させていただいています。

どこに今迄あったのでしょうか?という方々が、この2.7%の方々なのでしょう。・・・ウラヤマしい限りです(笑)

 

 更に、この富裕層の方々の保有資産規模別の世帯数もニュース化されています。

① 超富裕層(5億円以上):9万世帯        

~合計105兆円

② 富裕層(1億〜5億円未満):139万5000世帯

~合計259兆円

③ 準富裕層(5000万〜1億円未満):325万4000世帯

~合計258兆円

④ アッパーマス層(3000万〜5000万円):726万3000世帯

~合計332兆円

⑤ マス層(3000万円未満):4213万2000世帯

~合計678兆円

2019年の前回調査では、132万7000世帯が①と②の富裕層以上にて、たった2年で15万8000世帯も上回る結果というニュースは、いかにも、この自公政権安定期の株価4万円まで上昇して、コロナ禍でも蓄財をされて、静かにお暮らしになられているお金持ちのパートナー、野村證券さんによる情報発信です。

 

更に、贅沢をどのようになさるのか?!

2023年1年間のクレジットカードの利用金額TOP10も公開してくれています。ラグジュアリーカード(チタン、ブラックダイアモンド、ブラック、ゴールドの各カード)の利用額/利用先です。

1位 レストラン、飲食店

2位 バー、ナイトクラブの外食費

3位以下に旅行や貴金属の購入…。そして、5位にランクインが「広告・マーケティング費用」とあるのですが、私見ながら、個人カードでのスマホ・PCからの自己PRやゲーム、エンタメの利用額が入ってくるのでしょうか?

 ビジネスではなく、スポーツジム、健康、ライフスタイルを充実させる為のお金の支払いも増えているそうです。

 ラグジュアリーカード会員のライフスタイル調査として、2024年2月1週間限りの調査:調査対象342名の年収2000万円以上の方。

~~直近1年間で買った、もっとも高いものは?

①不動産(15億円)②一棟売りマンション(7億円)③マンション(6億円)⑤ドバイの不動産(3億円)…以下、自家用車(23.7%)、時計(14%)、その他の不動産(5%)…この項目について同研究所は、高級時計、自家用車、不動産など、いずれも再販価値がでるものとして,富裕層は「資産価値」を重視しているとされています。

そして、着るものは倹約…メリハリのあるお金の使い方として、普段の生活はファストファッション(低価格衣料品…ユニクロでしょうか)で過ごすとされています。お金は、かけるべきところは惜しみなく使い、控えるべきところは徹底的に抑える、富裕層の方々には、そんな印象があるのだそうです。

 

 私 伊藤直樹、現在も億単位の借金はあっても、手持ちの金融資産は実はマス層にも入るか入らないか?=マイナス家計ですから庶民です!それでも、富裕層の方々から庶民の方々のあらゆるご相談に、オールラウンドで自分が識っている限りのノウハウと経験をお伝えし続けて、少しでも皆さんが幸せ+チョコットのお金を保全できるように助言しつづける事に専念しています。

 「宵越しのお金は持たない」江戸っ子ならぬ生粋の名古屋っ子です。

お金の大切さ、お金の怖さ、そして借金の大変さを、41年間学んで活動し続ける、お節介大好き人間です。

 令和7年。以上、年始の挨拶がわりの「富裕層」ご紹介小咄です。

 

● 2024年5月の総務省統計局発表も続けておきます。

2023年「家計調査報告(財畜・負債編)」の

2人以上世帯の平均貯蓄額は1904万円

 

 全国の貯蓄保有世帯の中央値は1107万円といいますから、上述の富裕層が、ひっぱっている事もわかります。

個人、1人あたりの財畜額(財畜-負債)

60歳以上で972万円

40歳未満は782万円

負債(各種ローン残)

2023年で負債平均額は655万円(住宅ローンが90%を占めます)。40歳未満の負債額は1757万円となり、皆さん大変です。

 

● かつて厚生労働省が、老後に2000万円が必要として大きく報道され、話題となりました。頑張って頑張って、60歳までに貯蓄をどこまで残せるか?(又は、死ぬまで元気に働き続けて、日々、生活と戦っていくか?)

誰だって、元気ならば死ぬまでヤリ続けたいところですが、誰でもという訳にはいかない。又、若くして、事情あって働けなくなる方もいる。=となれば、子や孫に、少しでもお金、資産を残してやりたい、あげたいというのも親心。

自分の心配、子や孫への心配。お金は大事です。下手な運用、投資は絶対に避けて、幸せな家族であり続けてください。

 

 今年も1年間、よろしくお願いいたします。