2022年1月24日月曜日

再び、まん延防止の世の中へ

 1月21日から2月13日迄に、オミクロン退治は可能でしょうか?

2年以上続く、ウィズ・コロナというパンデミック災害の事を、昨今、ブラック・エレファントと言います。この言葉、今一度、認識してください。

愛知県参議院議員の大塚耕平さんが、紹介されています。

   従来の知識や経験からでは予測できない極端な事象が派生し、それが人々に多大な影響を与えることを証券業界が用いていました。

それがまず、ブラックスワンでした。黒い白鳥の誕生です。

   象が部屋の中に居る。有り得ない話です。必ずその部屋は、家は、壊れてしまいます。潰されてしまうことでしょう。でも、その象が有り得ない位置に座っていても、どうしたら良いのかわからず、見なかった事にしようとする。

これが、エレファント・インザルームです。

 

 そして、今、①+②=③ブラック・エレファントです。黒い大きな象が、貴方の眼の前で今にも暴れ出すのです。

 それでも、現状維持ですか?登記だけで生きていきますか?法務局の規定に沿った仕事だけをして、今年も、来年も切り抜けられると思いますか?

 何か、これまでにない土地家屋調査士事務所の攻め方を考えるべきではないでしょうか。少なくとも、まずは依頼者が何を求めて委任されるかです。

 

 売るのであれば越境まで気付ける。建てるのであれば隣人との共存をどのように調整するのかを心がけないと、リピートのご依頼は望めません。

 正しい筆界を明らかにする事を達成するのは当たり前。その成果を依頼者は何の為に用いるのですか?その目的を理解して、呑み込んで、仕事していますか?

決して、介在する建設会社、不動産業者の目的ではなく、エンドーザー、又は、本来の地権者の目的です。

 土地家屋調査士の仕事をお買い上げいただいて、相当の報酬を支払っていただく。その為には、何がしたくて、調査・測量&登記を委任されたのか?

 わからずして仕事をしていては、ブラック・エレファントに踏み潰されてしまいますよ。

 まだ当分の間ウィズ・コロナが続くようです。

 残念乍ら、2月9日のあいち境界シンポジウムの開催、風前の灯火です。