2022年12月20日火曜日

危機対応の評価 二分

 12月18日午後1時。東海道新幹線が、愛知県安城市内で電力供給するトロリ線を吊り下げる「吊架線ちょうかせん」が切れた事により停電が発生。

 東京と新大阪間の上下線で74本が運休し、114本に4時間28分の遅れが出たといいます。

 この架線切断の理由は、今日20日現在不明ですが、13年前に横浜市神奈川区で切れた際は、パンタブラフの部品交換時の、ボルト4個の付け忘れだといいます。2010年1月のこと。吊架線が人為的原因で切れてしまった事から批判が上がるところ、ネット上には、新幹線が1964年に開業以来、その運行による死亡事故ゼロという事から、且つ、4時間程度で復旧するという、保安関係者の尽力と日本の鉄道の優秀さを賞賛するコメントが多くあがりました。

 

 確かに、事故を事前に防ぐためのドクターイエローという人気車両もまだ走っていますし、世界的に東海道新幹線の5〜10分間隔で365日走り続ける様は誇れるものです。

 最新型のN700Sには、架線や線路の状況計測システムが搭載された車両が、確かもう実際に運行している筈です。計測専用車両ドクターイエローを定期的に走らせるだけでなく、営業運行しながらの計測が加わり、より多くのデータが取得でき、状況把握が早くなる。

 その架線・・トロリ線自体も進化。銅線の中に光ファイバーを入れトロリ線自体を監視。切断しても場所の特定が早くなるとか。

 

 二重三重、それ以上の安全対策。

それでも線路の下に潜って点検する人の手や目や耳が頼りになるそうです。

 

 新幹線オタク話? いえいえ、日々コレ努力と進化が必要。

産業も人間も。共に技術の向上を目指さないと、落ちていくだけって話です。

 

 しかし、今回のような多くの利用者に、休日の午後に、迷惑がかかってしまった事態は残念でした。

 全く遅延する事がないというのが、あまりにも当たり前だと思ってしまっている事が、どうなんでしょうか?

 

 安全は、尽力によって、裏方さん方によって、初めて守り続けられるものです。

 登記や測量の業務の安全とて、このオンライン登記新ルールとて、幾度かの支障、トラブルを経験しながらメンテナンスされていきます。

完全はありえないのです。